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飼いグマ?

2012-07-24
ツキノワグマについて学ぼうと機会を作って通っている軽井沢。
夏休みに入って別荘にやってくる方々が増えているようです。

一方で町の中に生えている桑の木に実が付き始めてクマが人里まで
降りてきているようです…。

ヒトとクマとの距離が近くなっているようです…。
軽井沢のクマの状況把握を行っているNPO法人ピッキオには

「クマを見かけました!」という住民や別荘族の方、観光客の方からの目撃情報を受けることが多くなってきているようです。

その中に
「首輪をつけたクマがいるんですけど…。」という電話があるそうです。

首輪に見えるのは電波発信機でございます!

ペットで飼っている「飼いグマ」ではありません!!

「迷子かな?可愛そうだから保護してあげよう。」と連れ帰ってはいけません。

くれぐれもご注意を(笑)。


P1010881.jpg

目撃情報のあった場所にはこんな看板が立ちます。
クマの生息地に来ている事をあらためて感じさせる看板です。



P1010878.jpg

今回も夜のパトロールに同行させてもらいました。

夏休みに入って前回より別荘の明かりも増えているようです。

庭先でバーベキューをする方も多い事でしょう。

クマにはたまらなく魅力的な匂いですから後片付けもきちんとしてから就寝しないといけませんね。

パトロール中に寄ってきたキツネ。

餌付けをされているのか追い払っても逃げずにまとわりついてきます。

可愛い行動ですが人なれしたキツネは長くは生きられないそうです。

人馴れして道路周辺を徘徊することが多いため、かなりな確率で車に轢かれてしまうそうです。


P1010884.jpg


今回はベアドックのブレッドもパトロールに同行しましたが追い払いの必要なクマがいなかったため、
出番はありませんでした。

ブレッドは海外でヒグマ猟などに使われるカレリア犬という犬種です。

初対面のとらとも匂いを嗅いで挨拶が終わったらさっさと丸くなって寝てしまいました。

「私の領分はここ。用があったら来て。」という感じでいわゆるペット犬の様に

「ねえ、私ってかわいいでしょ!なでて、なでて!」といったふうにはすり寄ってきてくれはしません。

ヒトと距離感を保ちたがっているようでどちらかというと日本犬の気質に近いように思えます。

オオカミの血が濃いそうなので日本犬よりもオオカミの気質といったほうが良いのかもしれません。



この日は幸いにも人里近くに寄りついていたクマはいませんでしたが林の中に調査用に仕掛けたわな2か所にはクマが捕獲されていました。

人里に現われていなかっただけで近くを活発に徘徊しているようです。




私の住むアウトドアアジトより標高の低い畑ではとうもろこしがクマにやられた、という情報も入り始めました。

8月は山に餌になるものが少なくてイノシシなども盛んに畑を荒らし始める時期でもあります。

クマにとっても、山には餌が少ないのに人里にはあま~いとうもろこしがふんだんにあるような状況です。

いつもより畑の作物が魅力的に映る時期であることでしょう。

電気柵の設置や出荷できない野菜などの放置をしないでしかるべきところに捨てえる、など人ができることは行って、クマとの不幸な接触はなるべく避けたいものでございます。

何しろ今は「100年ぶり」とも言われる獣の勢いが増している時期でもあります。

無用な接触や殺生は避けたいものでございます。





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