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そろそろ「誇りをもって脇に退く」 季節かも?

2020-06-22
今、とらが携わっている野生動物の捕獲管理の仕事。 
日本ではまだまだ就労人数も少ないし ( というかそんな仕事があることすら世間では知られてもいまい!)、捕獲技術者はまだまだぜんぜん少ない。

とらはある意味「先駆者」としてブルーオーシャンの海のなかを泳ぎまくっている状態なのかもしれない。

・・・ しかし いずれどこかのタイミングでこの仕事もあとを引き継いでくれる皆さんに潔く譲ってとらは一線を外れるべきだと思っているんだ。
体力的な問題ももちろんあるだろうけれど、最近いちばん感じるのは

 「ヒトにはその生涯で奪える動物の命の数が決まっている」 気がするんだよね。







そもそも、ヒトが他の動物の命を奪うのは 自らの命を維持する為、食べるため、 要は「生きる為」 なんだよね。

貨幣が誕生してから食べる事以上の価値を保有することができるようになって 「欲」 が芽生えたんだろうけど、それでもヒトが一生の間に奪う他の動物の命の数には限りがあったと思うんだ。

銀行口座に溜まっていくお金の金額は、単なる 「数字」 だからいくら増えても何も感じない、際限なく増えて欲しい、と思うものなんだろうけれど、生き物の命を奪う 「狩り」 は殺しが伴う数字が積みあがる訳だから 必要以上の殺生はだんだんと辛くなる気がする。

九州のとある地域ではひとりの猟師はイノシシを1000頭まで獲ってもいい、 しかし、1000頭のイノシシを獲ったらその猟師はイノシシの塚を築いて猟をやめなくてはいけない、という暗黙のルールがあるそうな。

1000の命を獲ったら狩猟をやめる、というのは必要以上に他の動物の命を獲るな、という戒めかもしれないけれど、とらは少し実感としてその数の命を獲ったら猟欲が飽和状態になる数だ、と考えるんだ。

50年間猟をするとして1シーズン20頭、有害駆除で一年中捕獲をするなら 月に2頭の捕獲…  確かに食べるだけなら充分過ぎる数かも知れない。

とらはこれまで、4Pr 8人程のグループで年間に1000頭ほどのイノシシを6年間捕獲してきたんだ。 約6000頭だね。

頭割りするとひとり1000頭には届いていないんだけれど、とら自身としてはそろそろ心 の飽和状態、殺生は満腹に近い、という感覚になってきた。

・・・数を獲る管理捕獲の仕事はあと数年で区切りをつけよう、 と考えているんだよね。 もう、イノシシは充分に獲った。

じゃぁ、その次はナニするの? 殺生を悔い改めて出家でもするの? と問われれば、そこまでの決心はついていない優柔不断なとらなのでございます。 

・・・お肉食べるのは相変わらず大好きなんだよね! そう、「食べる事に直結した日々を送りたいんだな。



いわな

某エリアの渓流をクマの痕跡にビビりながら 師の渓流釣りに同行。

とらは少し前からこの土地の様々な外遊びを教えてくれる「師」に出会った! 渓流釣り、アユの友釣り・・・ 普通なら誰にも教えないであろう絶好のポイントを師はとらに惜しげもなく教えてくれる。 
…秋にはマツタケポイントにも連れて行ってくれるそうだ!

・・・もう、継ぐ者はいないで・・・ が口癖の師匠は とらにこの地に根差した季節の楽しみ方を遺そうとしてくれているのかもしれない。

・・・次の人生ステップとして これまで何度か触れてきた 「人生の楽園計画」 を、実はこの土地で手を付けようと考えているんだよね。

「猟師の肉は腐らない(小泉武夫著)」 に登場する「義っしゃん」を地で行く生活をしたい気もするんだよね。
本の舞台になった八溝山地も近いんだ。 
 ただ違うのは原発事故で安心して野生の食物が食べれなくなった事、このことは非常に大きくてまた残念な事だ。


とらが若い頃は漠然と自然の中で暮らしたかった。 その手段として当初、考えたのがアウトドアスクールなど自然学校に勤める事、運営する事なんだ。
冒険家の植村直巳さんがアウトドア学校設立の希望を抱いたまま、志半ばで冬のマッキンレーに消えてしまった頃とも重なるんだよね。 
その他にもキャンプ場経営やペンション業をやりたかった。 

要はアウトドア好きで自然の豊富な場所で暮らす事を嗜好していて、その好みは30年経った今も変わらないようだから、これからもたぶん、きっとこのセンで行くのだろう。

晴耕雨読に狩猟と養蜂、釣りを挟み込んで 美味しいお酒を毎日飲んで面白おかしく暮らす日々…いつまでも楽しく暮らしたそうな、めでたし、めでたし・・・ のハッピーエンドで終わる人生を目指したいものでございます。

これからやるべき事は、この土地で経験を積んだ捕獲の技術を次の世代に申し贈れる場所作り、具体的に言うと狩猟学校&ゲストハウスを作る事だと考えるんだな。

狩猟学校を作って 同好の仲間とワイワイ楽しく、美味しいお酒を毎日飲んで面白おかしく暮らす日々…いつまでも楽しく暮らしたそうな、めでたし、めでたし・・・  というのが現実的な落としどころだろう、と思うようになったんだよね。

少し前に亡くなった樹木希林さんの言葉 「時が来たら誇りをもって脇に寄る」 をそろそろ実行に移して好きな事だけに入り浸る人生を送りたいんだな!

だいたいの人生での立ち位置も見えてきたし、人生でナニを最優先すべきかの取捨選択も見えてきた。飛行機で例えるとそろそろファイナルアプローチだ。 

着地地点も見えてきてじわじわと輪郭も見えだしてきているタイミングでございます。 時流と立ち位置を冷静に把握してソフトな着陸を目指したいものでございます。

しかし、実機操縦でもフライトシュミレーションでもハードランディングを繰り返してきた とら。 人生のランディングも安寧とはいきそうもないのでございます。

しかし、これだけは、せめて、心静かに・・・  人生の着陸ぐらいは上手にソフトなランディングを決めたいものでございますな!


・・・美味しいお酒を毎日飲んで面白おかしく暮らす日々…いつまでも楽しく暮らしたそうな、めでたし、めでたし・・・  

の為に今何ができるか考えよう!と思う日々なのでございます。


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