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狩猟学校を作りたいんだナ・・・

2019-07-19
環境省が音頭をとって始めた「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」を覚えている方もいらっしゃるんじゃないだろうか?  
HPはこちらね! →狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP


数年前までは全国で開催されていたので目にされた方、実際に行ってみた方も多いんじゃないだろうか?

とらの狩猟体験に参加してくれたお客さんのなかにも 参加して狩猟に興味を持ってとらのイベントに来てくれた・・・という方もいたから狩猟を身近かに感じてもらう事に一役かった事は間違いなさそうだ。

最近ではお金も尽きたのか(環境省は省庁のなかでいちばんびんぼうらしい・・・悲っ!) 昨年開催は全国2箇所、今年度に至っては開催の予定がアップされていないから 役割りを終えて開催は終ったのかもしれない・・・

狩猟を定着させる為のスタートアップは完了した、という判断なのだろうか? それとも単に「お金が尽きた」 のだろうか・・・

がんばれっ!環境省! 予算を分捕ってきて日本の自然環境保全と 狩猟のために尽くしてくれぃ!





「増えすぎたイノシシ、鹿を今後10年間で半減させる!」 という目標を掲げた環境省。 

その為には狩猟者自体を増やさなくてはいけない、国民の皆さんに日本の山の現状を知ってもらおう、 「狩猟」 という 「すごいアウトドア(狩猟の魅力まるわかりフォーラムキャッチ引用)」 が日本でもできるんですよ、みたいな啓蒙を目的に開催されたんだな。

平成27.28年あたりがいちばん開催が多くて、その後は開催件数は減って、昨年は全国2ヵ所、令和になったら開催予定もアップされなくなっちゃった!

確かに一定の啓蒙効果はあったと思うんだ。 

狩猟者も少し増えたかもしれないし、野生肉の美味しさに目覚めた、という方も増えただろう。 一般ぴーぷるの人たちだって狩猟するヤツ=殺戮者・ヘンタイ・動物イヂメるひどいヤツラ  みたいな見方はしなくなってきた。

「野生動物を捕獲する事も自然環境の保全には必要な事」 という認識が定着して狩猟者の社会的な居場所を作ることにも充分に寄与してくれたと とらは思う。

とらだって 「狩猟をやってます」 と自己紹介してもヘンな目で見られる事はなくなったな!

以前だとネイチャー好きの集まりで 「狩猟やっているよ」 と言うと 「動物大好き派」 な女子からはすーっと引かれていたし、
小うるさい自然派オヤジからは 「鹿を殺してるぅ? あんまりやんちゃしてたら通報するぞっ!」 みたいなブラフ掛けられていたからその時代からすると雲泥の差だ。 


だけど、とらはそろそろ次のステップが必要な段階にきていると考えるんだ。

平成27,28年あたりに狩猟に興味を持って、猟銃を所持しないことで比較的参入がしやすいと思われていたワナ猟免許、多くの方が取得したんだよね。

しかし、3年が経って今、つぎつぎと更新の時期を迎えているんだけれど、更新をしないでそのまま失効、というケースが大変に多い様子だ。

とらには事情がよく判る。

わなは掛けたら毎日の見回りなど時間の制約がとても大きい。 そして捕獲があったらすぐに捕殺しなくてはならない。
当然、会社勤めの人や都市生活者にはやりきれない、通いきれない猟法なんだ。 
実は参入しやすそうに見えてワナ猟は田舎に住む自営業さんなど時間の管理を自分でできる人たちだけの特権行為なんだ。

さらに、ワナを掛ける前に、猟場を持つ、掛け方を教えてもらう、獲物の動きを読む、などのわな猟の基本を学ぶ場、教えてくれる奇特な先輩(ある意味、教えるって事は自分の培ったノウハウの提供だ!)がなかなか見つからない。

猟場になりそうな山をウロウロ彷徨っているうちに3年が過ぎちゃった! という事が多くのワナ猟初心者の今、突き当たっている課題だと思うんだな。

実は「受け入れ先がとりあえずある。」という側面で見れば猟銃を使った大物猟のほうが初心者の受け入れ態勢ができているといえるかもしれない。
各狩猟グループで自分の猟場を持っているし、先輩後輩の序列もできていて教えてくれる体制もできている。

大物猟は 
・人数がいないとそもそも猟ができないし、鉄砲の数が猟果に直結するから人数はいて欲しい・・・  
・てっぽうを扱うから安全管理をしっかりしないと自分が危ない 
・獲物の引きずり出し専門でもいいから(ヘタクソで獲物に中らなくても)初心者(若者・ドレイ)がいて欲しい・・・  
 みたいに消極的ではあるけれど初心者受け入れ体制はできているんだね。

それに比べて 「ひみつ」が多いワナ猟はなかなか猟の仕方を教えてくれる場所も機会もなかったんだ。
自分が苦労して開拓した 猟場、 猟法、道具の工夫、周辺環境を利用した様々な知恵、流儀 それらを気前よく教えてくれる受け皿ってほぼないに等しい状態。

単発的に開催される「イベント」ではわな猟のコツなど判るはずはないよね。
野生動物は 「はい、ワナ掛けました。エサも置いたのでどうぞ、入ってください。」 で捕獲できるほど簡単ではないんだ。

専業わな師であるとらでさえ、新しい土地でわなを掛ける場合は少なくとも一シーズンはワナの見回りだけに毎日を費やす事も珍しくない。
日々のワナまわりをしながら 昨日の天気やこれからの天気予報、周囲の山の実のなり具合、栽培されている作物など気にしながら ワナ周辺の痕跡の有無など見て 誘引のエサの置く場所を変えたり、ワナの向きを工夫したり、と ああでもない、こうでもない、とボソボソつぶやきながら 砂を噛むような毎日 を送っているんだ! そして、そのうちやっと捕獲ができたぁ! という結果に結びつくわけだ。いつの日かね。

そんな猟場の日々の変化の把握が必要なワナ猟だからこそ、初心者の方を受け入れる「学校」が必要だと思うんだ。

ひとシーズン、ずっと頑張っていたのに一頭の獲物も獲れない、大抵の人は「オレは猟に向いていないんじゃないか」とか「やり方が根本から違うんじゃないか。」とか悩む訳だよね。 だけど、ああでもない、こうでもないと悩む過程が大切だととらは思うんだけれど、そこになにか指針になる判断基準が欲しいよね。

とらははこワナ使いをずっとやっているけれど、先生、名人ではない。 だけど、ヒネたイノシシに散々手こずらされているからヒネイノシシよりもっとヒネてて 「このやり方で獲れないんだったら他に方法ある??」的な開き直りのポイントだけは知っているんだ。

だからワナ初心者の皆さんに「 ここまでやってダメだったらしょーがないじゃん!」的な開き直りポイントだけはお教えできると思うんだな。 だから来年、わな猟の学校を作っちゃおう!


わな猟の学校を作るには自分達の裁量で使える広大な山が必要だ。

ただいま、そんな場所を下見、交渉中なのでございます。

まだまだ大まかな概要しかお伝えできないんだけれど、来年2020年春にはそんなわな猟の学校を作りたいと考えているんだな。

ポイントは  都市生活者でもトラッパーになれる為の環境作り  なんだな。


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