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これからは警察官 「猟銃所持必須!」になるかも

2018-09-30
ちょっと残念なニュースが飛び込んできた  →猟友会不在

北海道のとある村で村内にヒグマが徘徊する事態に猟友会が対応してくれない、パトカーはくるけれどヒグマを追い払ってくれる猟友会は来てくれない。
住民は不安な日々を過ごしている・・・ というもの。






この村ではこれまで、ヒグマが村内に現れた場合、猟友会が出動してクマの追い払いを行っていた。
その際に参加した猟友会のメンバーには報奨金としてひとりあたり30,000円が支払われていた。 
その金額が高額すぎると村議会で問題になって予算案が通らずにいる状態で
行政も「まったく無料」では猟友会に出動をお願いできない、
猟友会も動きたくても行政からの要請がなくて動けない、 

かくしてヒグマが村内に出没し続けている、というコトらしいんだ・・・。


・・・猟友会ってサ、普段は 「我々は趣味の団体で地域に貢献する」 って高らかに謳っているんだからさ、こんな時でも手弁当で現場に駆けつける必要があるんじゃないの?? 報奨金がないとナニもしないのかよぉ・・・     
 
みたいな意見を持つヒトも居るかもしれない。

とらも無関心ではいられないからこうやってブログに書きながら思考を巡らす訳なんだけれどさ、現地の実情を知らない外野の人間が、出動の報奨金の額が高いか適切かを判断する事はなかなか難しいことだな、ととらは思うんだ。

ましてや相手がシカやイノシシではなく日本で最大級の「猛獣」ヒグマ、グリズリーだっ!命の危険もないわけではないから30,000円/人 が一概に高いか安いかは論じられない。

ただ、問題なのが、この事はこの村だけの課題ではないのだけれど、 「村にぜんぜんお金がない」状態だというコトだと思うんだな。
数字に強いとらのお友だちが調べて教えてくれたんだけれど、今回の騒動になった北海道のとある村、 島牧村の年間予算(収入)34億円のうち、村税はたった1億円。 村としての収入は1億円しかないんだ!!

村としての収入がたった1億円だよっ! 
どっかの業績優秀なイケイケ起業の オーナー社長の方が年収が高い人がゴロゴロいるわけだから村の収入がいち社長以下! というコトだ。


村の年間予算34億円にあと、33億円足りないんだけれど、全然足りない分は地方交付税15億円、国庫支出金1億円、村債9億円等で補っています。 ・・・あと8億円はどうして捻出するんだろう・・・

いっぽうでこの村で右肩上がりに予算が増えているのが高齢者対策の予算。
これも数字に強いお友だちが調べてくれたんだけれど、島牧村の今年度最大の支出項目は「在宅介護施設合築ホーム整備事業」7億2千5百万円。昨年も4億2千4百万円を支出しているそうな・・・。

日本全国の地方自治体でもほぼ同じ状況だと思うのだけれど、少子高齢化、産業の衰退で働き手は都会に出てしまう。
村には大きな産業もなく(働き手がいないんだからある意味、当たり前!) 村を守ってきた高齢者の皆さんをケアするための予算だけが膨らんでいる状態・・・


もうさ、「動ける若い人」が少ない状況なので、クマ対策で猟友会出動の報奨金が高いの安いの云々、という状況ではない気がする。
もっと根本的に対策を練らねばいけない状況に来ていると思うんだ。


ちょっと考え方を変えてみるとさ、 「ヒグマが村内を徘徊して住民が身の危険を感じている・・・」  この状態はすでに立派な 「災害級」 の問題だね。

災害の現場でも「ボランティア=今回の場合は猟友会)」は大切な役割りを担うのだけれども、ボランティアは危険な現場の最前線に行くわけじゃぁ ない。   
※猟友会は趣味の団体で社会貢献(ボランティア)として野生動物捕獲管理を担う事を表明している

これだけ頻繁に野生動物が人里に現れ、ヒトとの接触が大きくなってきた現状、特に相手がクマ、ヒグマだとしたら「災害級」と評価しても大げさではないだろう。
その「災害級」の野生動物相手に「社会貢献の一環」レベルの団体をあてがい続けて良いものだろうか??

とらはなにも 「猟友会は趣味の団体だから鉄砲の腕もへたっぴだからダメ。」と言っているわけではないんだ。

ヒグマ相手の有害駆除に出動してクマを半矢(怪我だけさせること)にして逃がしてしまった! 恐怖と痛みで怒り狂った手負いのクマが一般の人を次々襲って傷付けてしまった!といった場合の責任はどうするんだろう、そもそも責任なんか取れないよっ!と言いたいのだ。
そんなリスクを法的に守られていない一般人のボランティアに任せっぱなしにしておいて良いのだろうか?


これはもう、住民の安全確保、治安維持目的で 警察官や自衛隊など公共の抑止力を持った団体が対応する案件ではないかな??

狩猟者仲間があつまると良く冗談交じりに 「ハンターは後継者不足と高齢化で絶滅危惧種だ!」みたいな話をするんだけれどさ、ハンターがもっと減ってしまった将来、野生鳥獣の捕獲管理を担う人材は警察や自衛隊じゃないかと考えるんだ。

狩る人が減って狩猟圧が弱まればその分、野生動物の数が回復してくるのは明らかだからね。 動物愛護の皆さん、安心してくださいっ!皆さんが大好きな日本の大型の陸生哺乳類が減る事はなさそうですよ。

お酒の席で冗談交じりに 「田舎の駐在さんはこれからは狩猟免許と猟銃所持は必須だね! 駐在所にガンロッカーと散弾銃を装備して住民から獣被害の連絡があったらアメリカンポリスみたいにショットガン携えて出動だぁ!いいなぁ!公務員で猟ができてさ!」 なんて笑っていた事が近い将来本当になりそうな気がしている今日この頃なのでございます。

えっ! 警察官がすぐに有害駆除の担い手になることは難しい??  ナルホド!それでは警察官の身分に準ずる公的な野生動物捕獲管理の団体が必要だね。

警察の手の回らない部分を補完する団体だから・・・  「警察予備隊」なんて、どうだろう??

戦後の混乱期の発足した自衛隊の前身の警察予備隊 と今の獣被害激増で担い手が早急に必要になって混沌としている状況がダブってしまうとらなのでございます。




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コメント:
お堅い警察関係で予備隊の認可が降りるのは結構先になりそうっすねぇ…
[2018/10/02 20:25] | #- | [edit]
意外と「待ったナシ!」状態でブレイクも速いかも知れませんぜっ!
[2018/10/02 21:12] | 腹ペコとらさん #- | [edit]












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