FC2ブログ

狩猟の仕事 とお 金の話

2018-05-02
前回のとらログで
 「捕獲の仕事を興しました!山賊親方になります。」 という報告をさせてもらったんだけれど、
たぶん、大方の皆さんは 「またまた~ エイプリルフールの時の様にダマされないからねっ! とらさんお得意のウソに決まってらぁ~」 と思っている人が大半だと思うんだナ。

でも、とらは胸を張って公言しています通り、 ホラ は吹くけれど ウソ はつかないんだな!

ヘリコプターを手に入れてガンシップに仕立てて、ヘリからシカを捕獲する事は日本では当分まだの話だけれどサ、独立をして野生動物の管理捕獲の仕事を始めたのは ホントのホント
本当に山賊の親方として子分を従えて捕獲事業に参入したんだ! だけど、今時の山賊子分だってしっかりしているからタダじゃ動かないんだなっ! 山賊でもお金を稼いでお給料を払わなくちゃいけないんだ!

さぁ、仕事としての狩猟に付いて回る 「お金」 のお話。 献身的ボランティアは高貴な行為だけどそれだけじゃ食べていけません。

今回のトラログでは捕獲の仕事とお金のお話をしようと思うんだナ・・・。

野生動物捕獲を専業にお願いするとどれだけの費用がかかるのか?
興味津々の方も多いんじゃないかな? そこでひとつ例を挙げてどのくらいの見積もりになるか試算してみようっ!






農作物の食被害に遭っている村が一つありました。 戦後の開拓村で一時は人口も多くてにぎわったんだけれど代替わりするにつれて会社勤めで村を離れる子どもが続いて、今では村民の半数以上が65歳以上のいわゆる「限界集落」。
高齢化が進んでいるけれど、標高差を活かした農業が盛んで夏場のほうれん草やレタスなど特産品もあってまだまだ農業人口も多い・・・

周りを山に囲まれているせいか、以前からイノシシや鹿の農業被害に遭っていたけれど、以前は地元の狩猟者がボランティアでそれらを捕獲してくれていた。
しかし、狩猟者も齢をとり猟をやめる人、亡くなってしまう人も続いて狩猟者人口は激減の一途。
電気柵を畑の周囲に張り巡らせて獣の侵入を防いでいたんだけれど、どこからか侵入してきて畑の被害が減らせない。

・・・いちど、ヒトのつくる野菜や果物の美味しさを知ったらやすやすとはその作物を彼らはあきらめないんだよね。
美味しいし、食べやすいし、一度にたらふく食べれて満腹になれる・・・ もう、山の中に戻って笹の葉っぱや根っこをもしゃもしゃ食べる生活には戻れない。
防御だけでは農作物被害を減らせない、ある程度捕獲して全体の数を減らさない事にはどうしようもない・・・
そんな状況の中でとらに野生動物捕獲管理の仕事を依頼しようとしたら、果たしてどのくらいのお金が必要なのでしょうか??


ひとつの集落、小高い丘に登って全体を見渡せるくらいの集落の 「 畑 」 を一年間、イノシシとシカから守るとしましょう。
集落の 「 畑 」 としたのは、畑の作物を食べるコトを覚えた加害個体を特定して捕獲するから。
また、畑の近くで捕獲作業を行うという事は人の往来も多い事から安全性が最優先される。猟銃を使う銃猟捕獲とくくりわなは候補から外して「箱わな」で捕獲する事にしました。

このくらいの面積には 20~30基の箱わなが必要なんだ。さらに最近では外来生物のアライグマも生息範囲を広げて農業被害や家屋侵入などによる騒音、健康被害なども引き起こしているからイノシシとアライグマのセットで捕獲を 「とらさん捕獲株式会社」に依頼したとします。
イノシシ用はこわな25基、アライグマ用小型箱わな30基を一年間、専従狩猟者4名が捕獲を請け負う、という前提だね。

専業捕獲者4人、というのは軽トラック2台に2名ずつ乗車して作業にあたる、という前提から。
野生動物の捕獲は危険が伴うので2人一組の行動は 絶対 なんだ。

さあ、計算開始っ!


捕獲関係備品代:
イノシシ用はこわな 120000円@ × 25基  = 3000000円
アライグマ用小型箱わな 15000円@ ×30基 =  450000円

軽トラック  1300000円@ × 2台 =      2600000円

捕獲関係備品 50000円 × 12か月 =      600000円 (誘引用の餌、捕殺道具購入とメンテナンス、記録用カメラ他

軽トラック整備費用他 100000円 × 12か月  1200000円  (2台分ガソリン代、オイル交換、車検、任意保険など)

捕獲の為の準備だけでも 800万円近くになってしまいます。 しかし、これらは2年目以降は費用がグッと掛からなくなるね。

さて、次はいよいよ 人件費とその他 。 人件費は年度をまたいでも安くなることはない支出に大きな部分を占める金額だね。


・・・あっ! ここまで書いてて今回は終了。 ワンコの散歩に行かなくちゃいけない時間になっちゃった!

引っ張るつもりはなかったのですが残念、時間切れでございます。

続きはまた今度なのでございます~      続く・・・






tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://torasanbluesky.blog.fc2.com/tb.php/505-f41b9bf8

<< topページへこのページの先頭へ >>