8年目の 「 3.11の先 」 にむけて

2018-03-19
2018年 3月 11日 今年で7回目の 「3.11」 を迎えました。

東日本大震災とその後の東京電力福島第一原子力発電所の事故により 大きく人生を大転換せざるを得なかったとらとしましては、正月やクリスマスより なにより、3.11のこの日が一年を考える大きな節目なのでございます。

この出来事によって身近な人々や住むべき故郷を失った皆さんに比べれば 私の人生の「転換」などとるに足らない 「つまずき 」程度の出来事かと思いますが それなりに もがいて道を模索する日々 が続いて いまのとら があるのでございます。

これからも、ずっと 「3.11」 は私の人生の中の道標、マイルポストになることでしょう。






今年の 3.11 は大変に不謹慎ではございますが、二日酔いのなかで迎えたのでございます。

前日10日には宮城県は仙台の猟友たちと 猟期明けの打ち上げパーリイーがございましてネ 
大量の飲酒と久しぶりに食べた家畜肉の柔らかさと美味しさに感動!呑めや、喰えや、の大賑わいだったのでございます。
 …やっぱり家畜肉は柔らかくて旨いわ。

さらに猟友の狩猟女子の方に第一子ご誕生!という嬉しいニュースも飛び込んできましてネ、それはそれは大変な盛り上がりだったのでございます!!



・・・そして、翌日は二日酔い。 歳も歳だし、これまで何度も苦いおもいをしてきたんだけれど、学習しないんだよねぇ・・・

あんなに楽しみにしていた仙台の海の杜水族館に遊びに行く予定もキャンセルして 「早く自分の寝床で眠りたい。」一心で狩猟アジトへ逃げ帰ってきたのでございます。 

情けないっ!  情けないっ!  情けないっ!  情けないっ!  情けないっ 

四ツ倉
福島県いわき市の四ツ倉海岸 

7年前の今日、この海岸にも津波が押し寄せ、甚大な被害が出たのですが、今日はおだやかな海が拡がっている。
まだ寒いけれど、サーフィンを楽しむ方もいらっしゃるぞ。

津波から町を守る堤防の建設も着々と進み、堤防には防災林としての樹木の植え付けも始まっています。
震災、津波被害の面影はどんどんなくなっているかのように復興が進みます。


捜索
捜索の機動隊車両が来ていた

毎月11日の「月命日」に行われる警察による行方不明者の捜索はいまもなお続いている。

7年目の今日も捜索活動が行われる為に警察車両が来ていました。 

災害の現場では町並みこそ元に戻りつつありますが、まだ行方不明のままの方もたくさんいらっしゃり、人々の心情、気持ちの上ではまだ3.11は昨日の事柄のように記憶に残っているに違いありません。



311ミゼット
ミゼットくんで射撃場に行きました。

二日酔いでアジトに逃げ帰ってきた とら。 

午後には体調も戻ってきたので射撃場に出かけてきました。 
猟期中は猟場に出ずっぱりでほとんどクレー射撃をしていなかったので猟銃の取り扱いに慣れるためにも不断の腕慣らしが必要なんだよね。






311.jpg
祝砲と弔砲 そして自分のために・・・

3.11の津波被害で亡くなられた方々のためへの弔砲、そして昨日あらたにこの世に誕生した猟友女子のお子さんへのお祝いの祝砲も兼ねてじっくりクレー射撃を練習してきました!

震災の発生した14時46分には射撃場にいた皆さんと一緒に黙祷。
実際に津波の被害に遭われた方、原発事故で避難を余儀なくされた方たちもいらしたので重みのある黙祷でした。

ひたすら無心にクレーを追い撃破しながら祝う気持ちと弔う気持ちが交差する複雑な、でも無心になれる時間を過ごしたんだな。

そして震災から8年目、とらは仕事面でもあらたな局面を迎える事になりそうなんだ。

これまで担っていたイノシシ捕獲事業。 
来期からはもっと主体的に捕獲計画を立てて実行できる立場になれそうなんだ。
今より更に主体的に関われる、ということでとらの本業は「狩猟業」、専業狩猟者と名乗っても恥かしくない範疇に入りそうだ。

今はワナ主体の捕獲に主に関わっているけれど、今後の展開次第では事業で猟銃を使う場面も増えてくるかもしれない。

ちなみに、とらの行う「獣の捕獲管理」 は「狩猟」ではないんだ。 つまり、必要があれば日本の法律の範疇から外れた「獣の捕獲」も業務として行う可能性があるんだ。
通常の狩猟では行えない、「鳥獣保護区」や「国立公園内」での鳥獣の捕獲、可猟区ではない高標高域での捕獲や、林道など道路を閉鎖した状態での道路上、車両上からのモバイルカウリング・・・
さらにはヘリコプターなど航空機、「ガンシップ」を使った捕獲事業も視野に入ってくるかもしれない!! ・・・いまはガンシップ利用はまだ夢の段階 だけどね。

そのような展開を考えれば、今日のクレー射撃は祝砲、弔砲より なにより今後のとらの仕事の展開への幕開け宣言の号砲なんだな!

やるぜっ! オレ!!




有坂38 菊のご紋
有坂38式歩兵銃の菊のご紋付きのチャンバー

話はがらっと変わるんだけど、とらは今年で狩猟歴10年を迎え、いよいよライフル銃の所持が目前に迫っているんだ。
※日本では散弾銃を狩猟目的で所持して10年を超えないとライフル銃の所持申請をすることができません。

高標高域でのシカの捕獲など、お仕事でライフル銃を使う場面もあるかも知れないので、いまから「どんなライフル銃を所持しようか?」と考えあぐねているんだよね。

ひとつの候補に挙がっているのが有坂38式歩兵銃なんだ。
とらは別に軍事オタクでもないんだけれど、民間人のとらが、第二次世界大戦の歴史を刻んだ銃を稼動状態で後世に残せれば…日本の歴史遺産の伝承者になれるんじゃないかと考えたんだナ。

写真の菊のご紋付きの銃はニュージーランドで今も実際に狩猟で使われている旧日本陸軍の38式歩兵銃なんだ。
この銃はとらがニュージーランドに狩猟の修業に行った時に現地で狩猟のコーディネートをしてくれた日本人のガイドさんが手に入れて大事に使っていたものなんだ。

第二次世界大戦中に日本軍から捕獲された38式歩兵銃が戦利品として持ち去られ、いまだに海外では出回ってコレクターの間で売買されているんだ。
その中の一丁だけかもしれないけれど、日本に里帰りさせたいな、と考えたんだよね。

日本に里帰りさせて、さらに狩猟の現場で実用に使えたら銃にとってもどんなに良い事だろう・・・ それも、ヒトを殺める為でない、自然環境のバランスを整える為の捕獲、平和的な目的で日本の銘銃が使用に供されたらどんなに良いだろう・・・などと考えたんだよね。

だけれども、いろいろ調べてみると、今の日本で有坂38式歩兵銃を稼動状態で所持すること、狩猟に使う事、菊のご紋を付けておく事の3つを叶える事がとても難しい事が判ったんだ! 残念っ!

端的に言うと次のハードルで所持が難しいんだ・・・
・そもそも「軍用銃」なので所持ができない。
・現代流通している弾に適合していない
・所持が許可される可能性があるのは「競技用」のみ。 狩猟用には許可されないし、競技用の許可を受けるには菊のご紋があってはいけない・・・

う~ん、残念ですが、純粋に狩猟の為にライフル銃所持を考えているとらとしましてはそれらのハードルを乗り越えてまで38式歩兵銃に固執することはできない・・・

仕方ない・・・今はすぱっと諦めよう。  

しかし、自国の歴史遺産をないがしろにする、あえて所持できにくくするこの現状は悲しい気がするんだけど、どうかな?
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