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「狩猟の仕事」は有望なのかな?

2018-01-24
一月も半ばを過ぎました。

狩猟期は2月15日まで。 っということは今シーズンの狩猟期もあとひと月を切ってしまったのでございます!

今シーズンはシカの生体捕獲などで約ひと月ほど猟に出掛けられる日がつぶれてしまったのでなんだか消化不良な印象でございます。
それでも狩猟体験企画の連日の実施やプライベートな出猟など存分に楽しんだ良い想い出ばかりなのでございます。

今年はヒヨドリを仕留める捕獲効率もあがったので「良いシーズンだった」とちょっと気の早い総括をしてしまおう。

しかし、それ以上に若者が「狩猟という仕事」に興味関心がいっている事に驚き、「大丈夫か?オレの発言??」と珍しく我が身を振り返る年だったのでございます。







「狩猟を自分の一生の仕事にしたいと考えているんですけど、相談にのってもらえますか??」

今シーズンはこんなメッセージを数件頂いたのでございます。

とらがブログで半ば遊んでるような、それでいていちおう お仕事になっているような狩猟関係の戯言を綴っているせいか、「どうやら、狩猟して生活ができるらしいぞ。」と考える皆さまが増えてきているようでございます。

ざっと見積もって、狩猟関係への転職パターンは以下の通りだったのでございます

パターン0:
定年退職、リタイヤ予備軍。
定年退職後は田舎暮らしでプチ農作業と釣り三昧を夢想中! ついでに猟銃も持って畑にやってくる獣も獲って肉も自給できる田舎暮らしを実現したい。


パターン1:
30代半ば以上 これまである程度の社会人経験を積んだ後に転職、これから「狩猟が有望かも」と判断しての猟師の元への弟子入り修行

パターン2:
20代後半 ひとつの会社にしばらく勤めていたが、思うことあって退職、農業の勉強をしつつ、害獣対策として狩猟にも興味を持った。

パターン3:この春から社会人生活のスタート! 社会人生活の最初から狩猟で生活できないか模索中!



とらはこのブログでも何度か主張してきたと思うんだけれど、ある程度社会人をやり終えて、家族も作り終った、奥さんにも捨てられた、あとは自由気ままに生きるだけ、
という50代半ば過ぎの 「黄昏ヲヤヂ世代」 が死ぬ前に冥土の土産として
「いっちょぅ、さいごにやんちゃするかぁっ!みたいなノリで狩猟の世界に入って数年イノシシや鹿を追い回す、アウトローな生活してみることは悪いことではないと思うんだ。
マジメ一本やりでやってきた男が最後にハメ外してもだれも咎めないし、世間サマも「もっとやれっ!」と応援してくれる事間違いナシだ。
好きで狩猟の仕事をしていて不幸にもイノシシの牙に突かれて死んでしまっても悲しむヒトは少なそうだ。一通り人生をやり終えているからね。

上記のパターン0・1:については自身の社会人経験もあるんだからある意味、好き勝手しても構わないと思うんだな。

特に、パターン0:については、とらが個別コンサルしてあげて、高額なコンサル料金をふんだくってあげたいくらいだ。
ある意味、「人生の成功者、逃げ切り組」 なんだから多少のお金をふんだくられても夢が実現できれば万々歳だよね。

問題はパターン2・3:の「これから社会人なります、社会人になってわずかですがこれからは狩猟で喰っていきたいです。」というパターンなんだな。

最近は学校出たて、とか「数年社会人やりましたが思うことありまして狩猟の世界で生きていこうと・・・」という方も増えてきた気がするんだよね。
そのような、これから人生の基礎を築いていく皆さんになんとアドバイスして良いかのこたえを持ち合わせていない とら なのでございます。

今の日本で 「狩猟で喰っていく」事はまだまだ不安定要素がいっぱいだ。それでも少し前の時代に比べればこの5年間で雇用の機会は飛躍的に伸びたと言っても過言ではないかもしれない。

でも、だいたいが「有期雇用」で「単年度契約」だ。 
嘱託職員、契約職員という職種が増えている現在、あまり珍しいコトではないのかもしれないけれど、それでも人生を長い目で見ると雇用が短期で途切れてしまうことは望ましいことではない、と とらは思うんだよね。

数年、その様な仕事をして、スキルを磨いて数年後には「狩猟の仕事で独立!」を目指しているのなら、それは良いカモ知れないけれど、その覚悟がないとズルズルと不安定な身分を続けてしまうことになる。


また、「狩猟の仕事」といっても内容も様々だ。

最近では「野生肉」 「ジビエ」に注目が集まっている事もあってか、自ら野生動物の解体処理場を運営して商売を軌道にのせているやり手も現れてきたっ!

自分で処理場を持って、獣被害で困っている農家さんたちと話をつけて有害駆除で捕獲された鹿やイノシシを引き取って肉にして販売する流れを作っている事は素晴しいし、「狩猟で生きる」ひとつの手本になることだと思うんだ。

しかし、そんな彼らがこぼしているのは 
「捕獲個体の引取りと解体が忙しくて自分で狩りに行けない。オレは肉屋になるつもりじゃなかった・・・。」という事なんだな。

このへんが理想と現実のギャップが大きなところなんだと思うんだな。

とらが 「こんな辺りが狩猟技術も磨けて、さらに金銭的にも安定するんじゃないかな?」と考えているのはこんなパターン。

わな猟を中心にした「待ち型」の捕獲で有害駆除の仕事を請け負う。 捕獲した獲物は処理場を経由して食肉として供給。

その一部を使って「カフェ」を営み、売り上げを作る。

その一方で行政や研究機関の行う「駆除」の部門を担当して捕獲技術者として特化して「契約金」をいただく。

他にスズメバチやアライグマなどの捕獲駆除の仕事も自ら作って多面的に収入を得ていく。

そんなマルチな生き方が狩猟には合っている気がするんだよね。

こんなお仕事の場を作って若い皆さんに提供、いっぽうでパターン0:の皆さんから夢実現の高いコンサル料をふんだくってパターン2・3:の皆さんに還元、というコトもアリかもしれないね。

さあ、今年は,今挙げたうちのいくつを実際の仕事として作り上げていけるかが楽しみなとらなのでございます!


※お知らせ
とらの主宰する狩猟体験企画、今年度の開催も残り僅かとなりました。

雨天順延用の予備日としていた2月11日(日)、12日(祝)を開催日として参加者を募集いたします。
今期、最後の狩猟体験企画です。ご興味ある方はぜひ、お申し込みください!


狩猟体験企画 追加募集のお知らせはこちら! → グッドハンティングHP
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