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寒山で冬ごもり ・・・ではないんだな!

2017-12-21
とらはいま、狩猟アジトのある東北某県を離れて百数十㌔内陸に移動した標高1000m近い寒山に こもり ちぅ。

今回はシカの生体捕獲、生きたままシカを捕えて発信機付きの首輪をつけて放獣するシカチームのお手伝いなのだ。

狩猟アジトのある海側に比べてこちらはすでに雪に覆われた冬山。

ちょっと移動しただけでこんなに気候が変わるのか、と日本の気候の多様性に素直に感動するとらでございます。





シカを生きたまま捕えるってなかなか至難の業なんだ。 鉄砲でバズンッ!と撃ってシメちゃうのが一番手っ取り早い方法だね!

シカはストレスに弱くてくくり罠にかかってしばらく放置しておいただけでも死んでしまう事もあるくらい。
生け捕りにしてさらに首輪を付けて放すには、なるべくストレスを与えないうちにすばやく処置して傷付けないように扱わなくてはならないんだ。

今回のとらのミッションはシカを誘引するための設置ワナに慣らす役割りで捕獲して殺してしまうわけではないので気分的にはマシなんだけれど、繊細な作業が求められる事と、なんといってもクマが出没するエリアに丸腰でひとりで入っていかなくてはならない事がとらにとって何よりもストレスなんだよねっ!


クマエリア入山
最近ではクマの出没も増えている事からクマスプレーは必携品! 

シカに警戒されないように人の気配は最小限にする事も含めて、今回のミッションは単独行動なんだ。

ひとりでワナをまわってエサへの誘引状況やセンサーカメラの作動の状態、何が写っているかのチェック、エサの補充等をしなくてはならない。

それはいいんだけどさ、クマがいる山に猟銃を持たずに一人で入っていくって鉄砲ぶちにはけっこうツライ仕事なんだな。

クマスプレーはあっても最小限の防御にしかならない・・・ あっ! クマスプレーを3つもぶら下げているのは演出だかんねっ!

とらは銃を持って、いざっという時にクマを撃ちたいわけではないんだ。
 
そうじゃなくて万が一クマと遭遇した時の事も含めて森の中では銃を持っていたほうが行動に余裕が生まれるし、ポジティブになれると思うんだよね。
まる腰だと行動がどうしても安全な方に傾きやすい。 それが逆に安全を担保する要因になるかもしれないけれど、今の様にクマの出没が多い時代はやはり猟銃の携行を認めるか、もしくは鉄砲を持ったハンターを同行させる事が大事だと思うんだな。

また、とらは意外とクマと 「出会ってしまう」タイプの人間なんだな!



やぶこぎ
熊笹が生い茂る中をGPS頼りにヤブ漕ぎ。 鉄砲ぶちが丸腰でイヌも連れずに歩くの一番コワイっ!


僕の前に道はない。 僕の後に道ができる。 おおっ、自然よ・・・  
高村光太郎 「道程」より



いくらヤブ漕ぎしたって道なんかできんわぁ ! 
クマのプーさんに怯えながら毒付いてみる。 高村光太郎ファンの方、ゴメンなさいなのでございます。 こうでもしないと恐いんだよね!
現場はとらの胸ほどまでにクマザサが生い茂るなかをGPSたよりに数ヶ所あるワナを廻るんだ。

何日も廻っているとだんだん、地形も判ってきてGPSにあまり頼らずとも太陽の位置とか見ながら歩を進める事もできるようになるんだけれど、これで霧でもでたら初心者くんに逆戻りだな。
それほど道のない山の中は似た風景、同じような場所があって危険なんだな!

ちなみにGPSも万が一故障したときを考えて2台持ちだし、アマチュア無線機も携帯しているのでございます。

ウエアに赤系を多用しているのも遭難時に備えての事なのだ。

「備えよ、常に」 はボーイスカウトだけじゃなくて大自然の中に入っていくときの鉄則なんだな。





まったりちう
山の活動は朝が早い! その代わり午後はゆったり、まったりでございます~

山の中の行動は朝早くが鉄則!

万が一、道迷いしたとしても太陽が出ている時間であれば道に辿り着いて遭難騒ぎを避ける事もできるし、クマやイノシシなど山中で会いたくない動物との遭遇も避ける事ができる。

よって、このミッションは朝が早いのだけれど、その代わり、午後はゆったり、のんびり過ごす事ができるのだ!

午前中のピリピリした緊張感から解放されて、温泉で汗を流した後は宿の庭を眺めながらちびりちびりと地酒を舐めなめしながら読む時間がなかった本をひっぱりだしてきて読書を楽しむ、読書に飽きるとまどろんで軽くうたた寝なんかしてみたりして アンニュイな午後をまったり過ごす けだるい午後のとらでございます。

一日のうちに急と緩、暖のアクセントがある生活って良いものでございます。

~いやぁ、こういう生活を知ってしまうと、とにかく午後6時までは事務所にいなくてはいけない会社員には戻れないのでございますな!
若い人がこういう生活を覚えちゃうと毒だよねっ! この生活はヲヂさん世代の特権なのでございます。





やどめし
「やどめし」 ボリュームたっぷりなのは嬉しいんだけれど、こんな山の中にまで来てマグロはなくてもいいぞ


マグロ?? こんな山の中でわざわざマグロなんて出してくれなくても良いのでございますが、とらは出されたものは必ず平らげる主義なので細かい事は言わずになんでも美味しくいただくのでございます。

・・・でもさ、今どきにこんな山奥でマグロの刺身を出す宿があるなんてある意味 驚きだぁ!!

以前、山形県の鳥海山の麓の旅館に泊まった時にも宿の夕食に魚の刺身が出てきた事もあって驚いたんだけれど、鳥海山の場合は山が海にせり出していて、山の中なのに海まで一時間、という好立地のなせる業でとても感動したし、新鮮で他の土地では味わえない特産の岩ガキやエビの刺身を美味しい地酒といっしょに堪能させてもらった・・・。

しかし、この場所はどう考えても海の幸が近くで獲れるとは思えないんだよね。 ましてやマグロなんて遠洋航海のものであろう・・・

それより、この土地で獲れたシカやいのしし、クマ肉が出てくるとありがたいんだけどな!

せっかく今、身近かで増えて様々な軋轢を生んでいるこれらの「お困り動物」をもっと利活用すると地域の特産物にもなるし、農業被害も減って喜ぶ人もおおかろう・・・ まだまだ山の幸である野生動物たちを活かしきれていない、延びしろは大きいはず・・・そんな事をマグロをボソボソと喰いながら思うんだよね。



このミッションは今週末まで 来週は関東に戻って年末年始の仕込みを行うとらでございます。

来週からはとらの狩猟仲間、小さな鳥にも一発玉で精密射撃で臨むスゴ腕スナイパー集団、その名も勇ましい  「ぴよっこクラブ」  の活動も本格化するし、
とら主宰の  「狩猟体験企画 」 も怒涛のスタートを迎えるのでございます!

皆さま、猟場でお会いしましょう~

※大切なお知らせ
長年、親しんでいただいた グッドハンティングホームページは2017年末を持ちまして旧HPを閉鎖しました。


今後は新しいHP⇒ http://goodhunting.pro/  でイベントのお知らせなどを行ってゆきますのでよろしくお願い致します。
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