超・吉報! ニホンカワウソが生き残っていた!?

2017-08-19
「雨ばっかりでイヤな夏だなぁ」と過ごしていた今年の8月、お盆を過ぎた頃にビックなニュースが飛び込んできた!!


40年ぶりの発見かニホンカワウソ

琉球大学の哺乳類研究者の発表だから 「カワウソ大好きオヂサン」のお騒がせネタとはまったく内容が違うはずだっ!

ツシマヤマネコの調査のために設置した無人センサーカメラで2月に撮影されていた「カワウソらしきもの」を約半年間経ってからの発表なのだから慎重にも慎重、撮影後にも度重なる調査の末の発表なのだろう。

2012年に絶滅宣言が出ていたニホンカワウソが生きていたカモ・・・ 日本の自然環境の懐の深さに畏れ入るとらなのでございます!!






記事内容はこんな内容 以下引用
「長崎県の対馬で国内で38年ぶりに野生のカワウソが確認されたと、琉球大のチームが17日に発表した。
韓国から渡ってきた可能性もあり、2012年に国の絶滅種に指定されたニホンカワウソかどうかは不明。種の判別には情報がさらに必要で、環境省は今月下旬にも現地に専門家らを派遣して調査を始める。

カワウソを確認したのは、琉球大の伊沢雅子教授(動物生態学)ら。対馬の山林で今年2月、ツシマヤマネコの生態を調べるために仕掛けた無人カメラに偶然、動き回る様子が5秒間ほど映っていた。伊沢教授らは、〈1〉対馬で細々と生き残っていた〈2〉韓国などに広く分布する「ユーラシアカワウソ」が海を渡ってきた〈3〉人が持ち込んだ――の三つの可能性があるとみている。」
                                            2017.8.17 ヨミウリ オンライン


最近は良い事、よくない事 共に野生動物の話題がニュースに登るようになってきた。
これは、少子高齢化で日本の人口減少でヒトの勢いが弱まった間隙をついて野生動物たちが勢力を盛り返している証だと思うんだ。
 
クマによるヒトの殺傷事件は「良くない事」の筆頭に値するけど他にも イノシシ、シカによる農業被害やサルの町への出没、外来種のアライグマの増加や毒グモのセアカゴケグモ、最近では猛毒のヒアリなど良くない事件が立て続けに起こったナ。

「良い事件」の筆頭は田沢湖で絶滅したクニマスが富士五湖で細々と種をつないで今に生き残っていて再発見された事。
膨大な時間をかけて進化してきた一つの種を絶滅させてしまうと取り返しがつかない、という事を改めて想い起こさせてくれたニュースだったな。

今回の 「38年ぶりのカワウソの発見」 はとらにとってこの数十年来のビックニュースなんだっ!

まだ 元々対馬にいたものが種を繋いで今に生き続けている 「ニホンカワウソ」なのか、 朝鮮半島から泳いできた 「ユーラシアカワウソ」なのかははっきりしていないんだけれど、とらとしましては 対馬で種を繋いできたニホンカワウソであって欲しい、と切に願うのでございます。

・・・ペットで飼っていたコツメカワウソが逃げたんじゃないの??  みたいなペット脱走説」もあるようでございますが、  まず大きさが明らかに違うと思うんだよね! 

それに哺乳類の専門家が半年間もかけて精査した後の発表なんだから、この期に及んで「映像のカワウソはその後の調査により対馬の斉藤さんが飼っていたコツメカワウソのポン太くんと判りました!半年ぶりに家族の元に帰れてポン太も喜んでいます! 」なんて発表はまず、なかろう。

残る課題は 「朝鮮半島から泳いできた大陸産のユーラシアカワウソ」 の可能性だ。 
う~む、ヒトの影響下でなく、カワウソが自分で海を渡って辿り着いた場合はどう考えれば良いのだろう・・・

朝鮮半島と対馬の間は約50kmだそうだ。 潮流が味方すれば運よく対馬まで泳ぎ着く事もできるらしい・・・

う~む、とらはさ、自力で上陸して、2代くらいまで子孫を繋いでいれば「在来種」として認めても良い気がするんだよね!

北海道の「道産子」の皆さんだって、入植してきて3代目から 「道産子」を名乗れるって聞いたし、カワウソも3代経ればいいんじゃないかな??

でも、 カワウソヲタクのとらとしましては今回撮られた映像のカワウソはユーラシアカワウソのものとは尻尾のボリュームが明らかに違う! これはニホンカワウソのものに違いない! と強く断言したいのでございます。

なぜそこまで言い切るかと言いますと、とらは 小名浜にある「アクアマリンふくしま」の 「川獺の淵」という展示でユーラシアカワウソの まろん と ドナウちゃんを日々しっかり、しつこいくらいに観察しているからなのでございます! 
年間パスポートも持って通っているんだよね!




・・・なぜ、とらがそこまでニホンカワウソにこだわるのか、 そこには深い理由があるのでございます。


とらはさ、いまでこそシカやイノシシを捕獲する 「野生動物の敵!」みたいな役回りをしているんだけどさ、実は長年の熱心な自然大好き人間であって作家のムツゴロウさんのような生活にも憧れた動物大好き、動物みな兄弟! みたいな人間だったんだ!! いまでいうところの なちゅらりすと ってヤツだね。

狩猟を行う今でもその心の根本は変わっていないんだけど、とらは 単に「動物が好き」ではなくて「自然環境全体が好き」なんだな。
 とらが捕獲する動物は「増えすぎて自然環境に影響を与えかねない動物」に限られているんだ。

だからシカやイノシシ、農業被害を出すヒヨドリ、カラス、アライグマが捕獲対象なんだな。増えすぎていないその他の動物は狩猟対象として見ていない。 だから猟期中にカモやキジが姿を見せても敢えて撃たない、カモやキジは「貰うの専門」なんだ。

「増えすぎて自然環境に良くない影響を及ぼす野生動物」がなくなればいつでも猟銃を置いて猟から足を洗う気持ちはあるんだな。

そんなとらがニホンカワウソの激減・絶滅について考えるのは 「ヒトによる自然破壊の象徴」 だからなんだ。

大河が少なく、急流の多い日本の河川環境はそれほど豊かではないと思うんだけど、それでも少し前の日本では大食漢のカワウソを養っていけるだけの生産力のある川が全国にあった。 それでカワウソも全国に棲息できていたんだよね。 

ところが護岸工事や河川改修、ダム建設に針葉樹の過大な植樹、工業用水用の過度な地下水汲みあげ、強力な農薬の散布などによって川の生き物を育む力が衰えてきた。  
川に関わる生物層の頂点に立つカワウソがまっさきに激減、絶滅に向かった、と考えているんだな。

 ・・・ウナギは最近になって絶滅危惧とか言われているけれど、とらは良く今まで日本人の胃袋を支え続けたと畏れ入るくらいだ。

生息環境の破壊に加えて他にも上質なカワウソの毛皮を求めて乱獲もした。  そう、カワウソの絶滅はヒトによって成されたんだ。

膨大な時間をかけて進化した動物を一回消滅させてしまうと再びその生物を作り出すことはできない。ドードーやリョコウバト、タスマニアタイガー、ニホンオオカミなど、その他様々な絶滅させてしまった生物を通して人類はその事をイヤというほど学んだはずだ。
・・・だけど、少しでもその種が存続していれば、生活環境を整えてやればその種はまた復活できるんだな。

昭和の終わり、バブル期末期をピークに自然破壊のスピードも鈍ったし、少子高齢化が進んでヒトの勢いも衰えてきた。
今のこの時代まで生き残っていれば今後は復活できる伸びしろは充分にあるんだよね!

生き残っていて欲しいな! ニホンカワウソ。


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