エコな弾丸を試してみた・・・

2017-09-25
雨が多くて天候不順だった夏も終ってそろそろ秋の気配でございます。

気がつけば昼間は相変わらず暑い日が続くけれど、夜になるとグッと涼しくなって油断をすると風邪をひいてしまいそう・・・

季節の変わり目は体調を崩しやすいですから気をつけないといけませんな。

そろそろ猟期も近づいてきて、とらやとらの仲間達は今年の狩猟期に向けてモゾモゾと活動を始めたみたいなんだな。

これから猟期を迎えるまでは狩猟登録や射撃の練習、新銃の調達(!?)など忙しくもワクワクが続く楽しい季節の始まりなのでございます。

・・・ 「安全狩猟を祈念して呑もう!」というお誘いが増えるのもこの頃。
猟期が始まっちゃうと週末の予定が詰まるし、深酒ができなくてツマラナいから早く呑んでおこう!ということなんだけどね!





とらは「装薬銃」と呼ばれる火薬を使った弾を使う散弾銃でイノシシや鹿を狙う「大物猟」も行い、そろそろライフル所持も視野に入ってきているんだけれど、
「プレチャージ式エアライフル」と呼ばれる高性能なエアライフルに興味の73%くらいがシフトしているんだ。

金銭的、警察などへの手続き的に装薬銃は所持、維持する事が大変に感じてしまい、大物猟が今のペースでこなせるくらいの射撃練習が続けられる程度に頑張ろう、と考えているんだよね。

もちろん、仕事に関連して今よりもっと装薬銃を使う機会が増えるならその業務に耐えられるだけの装備や射撃練習が必要になる事は受け入れていくし、もし高山帯での鹿の頭数管理など、ライフルでなくては対応できない案件にもし、関わる場合は躊躇なくライフルの所持申請を行うかもしれない。
でも、現状では装薬銃は今の活動範囲にとどめておくつもりなんだ。

その代わりに力を入れているのがエアライフル。
時間を見つけてはこまめに標的射撃に行ったり、新しい猟場を開拓したりしてエアライフルの世界を楽しんでいるんだ。

今年初めて体験した100mの遠距離射撃には驚いた!
自分の所持するエアライフルに100mも離れた標的を正確に撃ちぬく性能があることを改めて実感したんだ!

もちろん、100mも離れると軽い鉛製の弾なんて風に流されてちゃんと標的に中らないんだけど、風の向きや強さも考慮して一発を放つ・・・ まさに「心臓の鼓動さえも邪魔になる」スナイパーの世界が疑似体験できてしまうんだよね。


er.jpg
錫製のエアライフル弾を試し撃ち。通常使用の鉛弾(奥のもの)に比べて扱いはどう違うかな?

100m遠距離射撃も魅力ですが猟期が間近かな今はスコープも狩猟用の少し倍率の低いものに戻して狩猟の為の射撃練習を行っているんだな。
この日、試したのは「錫(すず)」で作られたエアライフル弾の使い勝手。
皆さま、ご存知の方は承知かもしれませんが、鉛の弾丸による猛禽類の鉛中毒が北海道を中心に問題になっているんだ。

鉛は柔らかく加工しやすくて安価で質量的にも弾丸に使用するのにとても優れた金属なのですが、体内に長く留まると「鉛中毒」を引き起こしてしまう。
ハンターが撃った鹿やイノシシ等の獲物をハンターはその場で持ち帰れる肉を切り取って他の皮や内臓、骨類は土に埋めて処理するのだけれど、夜のうちにキツネやタヌキが掘り起こして食べてしまうんだ。

そして夜が明けてキツネ達に食べ散らかされた鹿の残渣をワシ、タカ類、もちろん、カラスたちもが見つけてそれをついばんで食べてしまう。
その際に骨などに当たって砕けた鉛弾の破片を一緒に食べてしまうと「鉛中毒」は起こってしまう。
これは鳥類特有の消化器官「砂肝(砂嚢)」がある為なんだ。
鳥は口に歯が無い代わりに胃袋の手前に「砂嚢」という消化器官があるんだ。これば丈夫な筋肉の塊りで内部は厚い皮に覆われている。ここで飲み込んだ食物を石臼のようにすりつぶして消化しやすい形にして胃に送るんだ。

石臼のようにすりつぶす時に必要なのがちょうど良い大きさの小石などで、彼らは常に砂嚢に小石を持っているんだよね。
この小石と間違えて鉛の破片を飲み込んで体内に留めておく事で鉛中毒は発生する。 砂嚢を持たないキツネやタヌキ、人間も含めて哺乳類は鉛中毒になるリスクは断然低い。鉛ツブを飲み込んでも排泄されてしまうし、そもそも鳥のように選択的に飲み込んだりしないからね。

また、本州の猟場はたいていが山の中で獲物の解体も木々に覆われた山の中で行うから高空を飛ぶ猛禽類にもキツネたちが掘り起こした鹿の残渣が見つかることは余りない。
北海道は牧場のような平原や葉をすっかり落とした林のような場所で鹿の解体を行うから高空を飛ぶワシタカからも発見されやすいし、鉛中毒のリスクが高いんだ。
北海道では今、鉛玉の使用は禁止されていて、鉛を使わない非鉛製の銃弾は鉛弾の数倍の値段がして負担が大きいんだけれど、動物への悪影響を考えると仕方がないことだと思うんだよね。


とらはエアライフルの仲間たちと丹沢の山麓で主にヒヨドリ撃ちを行っているんだけれど、猟期も半ばに差し掛かると、ワシタカに捕食されたヒヨドリの羽毛の塊が猟場内の各所で見られるようになるんだ。

ワシタカは鳥を捕食するとき、羽毛を丁寧にむしりながら円を描くように食べ進んでいくみたいだ。
だから、円形にヒヨドリの羽毛がかたまって落ちているので猛禽類に捕食されたあとかすぐに判るんだよね。ネコだったらそのままどこかに持っていくので羽毛のかたまりは残らない。

たぶん、これら捕食されたヒヨドリはとらたちが撃ったもののかすり傷などで致命傷を負わずに逃げおおせたヒヨドリのものも少なからず含まれていると思うんだ。

う~ん、とらたちの放った弾丸からワシタカたちの鉛中毒を発生させてしまう可能性があるかも知れない・・・

そう思って今シーズンの試みの一つとして非鉛弾の錫弾の導入を検討した、という訳なんだよね。試してみて良い物だったら仲間に使用を勧めてみよう・・・

だけど、途中から気がついたんだけどさ、体が小さなヒヨドリの事、かすり傷程度の弾の当たり方ではきっと、弾は体内に残らないで抜けてしまっているに違いない・・・ましてや、撃った者の責任として怪我をさせた鳥は必死で回収するからそれでも逃げおおせる鳥は羽をかすった程度のものが多いはず・・・ 弾が体内に残るはずがないんだ。
さらに、鳥が鉛ツブを飲み込むにはかなり小さな破片になっていないと飲み込めない。鉛が骨に当たって砕けるくらいの強力な力で射出される事と、それを受け止めるだけの強さを持った骨じゃないと弾は砕けない・・・。エアライフル弾にもヒヨドリの骨にも鉛弾を砕く力はないな・・・
鉛中毒の心配はエアライフル猟ではほぼない事に途中で気がついたんだな!

・・・鉛弾の3倍も値段が張る錫弾をわざわざ買ってきたのはまったくの無駄だった??

まあ、何事も経験なんだよね。

錫弾を撃った感想ですが、鉛弾に比べてちょっと軽い感じ。 専門的な単位を使うと12グレイン という重さ、質量なんだな。
通常使っている鉛弾は13グレイン以上。

撃った当初は弾が浮く感覚なんだな。 だから通常通りに標的を狙うと少し上方に命中する。

だけど、軽い弾の宿命として近距離では浮いてその後、急速に落下してしまうらしい。 具体的には30m地点では鉛弾より下に着弾するということなんだよね。

上下の振れ幅が大きくて鉛弾より距離の把握がシビアになりそうだ。 また風の影響も大きく受けるだろうな。


まあ、こんな試行錯誤も猟期を迎える楽しみの一つだし、一つウンチクが増えて仲間たちに知ったかぶりできるからいいんだけどね!

さあ、来週10月1日頃から各県での狩猟登録の受付が始まる。
お金が散財していく悲しい季節でもあるんだけど、その後の猟期を迎えるワクワク感ある季節でもあるんだな!

今シーズンも安全狩猟でグッドハンティングで頑張ろう! オウオウ!




  ※ 売約御礼 !  
エースハンター
日本が誇るエアライフル 「シャープ エースハンター」を放出します! エアライフル初心者の方、如何でしょうか??
※以下の情報は停止します。
そんな、こんなで狩猟モードに入りつつあるとらでございますが、今年エアライフルを新たに更新することにしました!
新たなエアライフルを迎える代わりに、一丁、手放します。

手放すエアライフルは日本のメーカー、シャープのエースハンター。 

ポンプ式の1発込め式の少し旧いタイプのエアライフルですが,  「とらさんたちが楽しんでいるように、エアライフルで標的射撃やヒヨドリ猟などをやってみたい、だけどいきなり高額なプレチャージ式の高性能銃は手が出せない・・・ まずは 「お試し」 で」、
と考えている方にぴったりなエアライフルなのでございます!

このエアライフルは2年ほど前にとらが手に入れる際にメンテナンスをして1猟期使用、特にメンテナンス上の不都合は無い状態。

この状態の現状渡しで50000円で譲り渡しを希望しております。

・・・いまからなら今シーズンの猟期までに所持許可が間に合うと思うのでエアライフルを始めてみたい、と言う方はぜひ引取りをご検討ください!

このエアライフルは10月2日から神奈川県の城山にあるガンショップ、コサカにメンテナンスのために預けるので「実物を見てから引取りを考えたい。」という方は、コサカの店長、佐々木さんをお訪ねください。
 ガンショップ・コサカのホームページはこちら!⇒ガンショップ・コサカ


エアライフル譲渡しについては以下のような条件を設けさせて頂きますので了承される方のみご購入を検討ください。

・猟銃所持許可のための 「初心者講習会」 をすでに受講して合格されている方。

・ガンロッカーなど猟銃を置く為の設備をすでに持たれているか近々に設置予定の方

・エアライフル所持申請を速やかに行える方

・現状渡しで了解戴ける方、なお、譲渡関係の書類はガンショップ・コサカさんを通して登録していただきます

・所持許可が下りた時点で50000円一括で払っていただける方

・ガンショップ・コサカに引き取りに来れる方

以上の条件で 引取りを早くに決断された方優先でお譲りしたいと思います。 譲渡先が決まった時点でこのお知らせは終了です。 

どうぞよろしくご検討ください!
tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://torasanbluesky.blog.fc2.com/tb.php/469-3b73d9b8

<< topページへこのページの先頭へ >>