山賊キッチン・ ヒヨドリ祭! 開催報告
2017-05-25
今年のゴールデンウイークに連続開催した 「山賊キッチン」企画。開催の報告もいよいよ2つを残すのみとなりました!
・・・ヒトが美味しいもの喰った報告なんて面白くないよナ!ケッ!! なんてスネている方もいらっしゃるかも知れませんが
開催の報告はきっちりするのがとらのお約束でございます。
会社員をしていた遠いい昔、とらはちゃんと 「ほう れん そう (報告 連絡 相談)」ができる優秀な組織人だったのでありますっ!
報告はやっぱり大事じゃんね。 それに 「こんな珍しいモノ食べたよ。そこそこ旨かった。」 という報告を人様にするのはヒトとして根源的な喜びにも通ずるのでございます。
…リア充ってヤツですかね??
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今回のお題は 「ヒヨドリ祭り」 だったんだな。
・・・エアライフルで狩猟を始めて、一番最初に巡り合うであろう獲物、それらを動揺することなくテキパキと的確にさばけて美味しく食べれるように皆さんに成って頂きたい、という希望も込めて エアライフル猟で馴染みのある狩猟鳥類を集めたんだ。
ヒヨドリ5羽、キジバト2羽、ムクドリ2羽、他にキジのお肉なんかも紹介したんだよね。
合計、10羽ほどの鳥を羽根むしりから皆さんに手伝ってもらって、この企画始まって以来のバタバタ的な忙しさだった!
なりは小さな鳥だけれど、かかる手間はカモキジ並なんだよね。
そのようなバタバタだったもので今回は報告に使える写真がないんだよね!

ヒヨドリのグリエ この一皿でほぼ一羽分を使用。
今回は写真を撮り忘れたんだけれど、何もないと殺風景なんでフレンチのお店で頂いたヒヨドリ料理の写真を紹介しちゃおう!
ヒヨドリのグリエ、美味しゅうございました!
・・・ヒヨドリなんて、ウチの近所の公園にたくさんいるわぁ! あんな珍しくもない鳥をわざわざ食べなくても・・・??
っと思われる方もいるかも知れないんだけど、実はとっても美味しい鳥なんだよね!
味がとても濃いいんだけど、野性肉特有のクセがないんだ。 「血の風味」は強いんだけどイヤな感じではない。「しっかりした味」だ。
ヒヨドリは今でこそ公園などにいっぱいいる鳥だけど、ここしばらくは捕獲をしてはいけない鳥「禁鳥」だったんだ。
きっと、美味しいからたくさん捕獲されていたのだろう。
狩猟解禁になったのは20年ほど前らしいから 旧くから狩猟をやっていたベテランハンターさんの中にもヒヨドリを知らない人がいるくらいなんだ。
そんな食べておいしいヒヨドリ、「なんかヒヨドリ食べたくなっちゃった~」って方もいるかも知れない。 だけど、近所のフレンチレストランに行って 「ヒヨドリください!」と言ってもダメなんだな。
猟期も終わっているし、ヒヨドリのような小鳥は飲食店に卸される事など滅多にないんだ。
一羽取るのに数時間待つことも多いし、引き取ってもらえたとしても1羽数百円にしかならない。 金銭的なワリはまったく合わないんで 「自分で食べる」 というハンターさんが圧倒的に多い。
さらに、このような特殊な食材はすでに 「手に入ったらでいいからサ、気長に待っているからよろしくね。」 という常連さんに押さえられている事が多いんだよね!
・・・なら、どうしてとら はフレンチのお店でヒヨドリを満喫することができたのか ・・・
それはね、とらが猟期中に獲り貯めたヒヨドリを無理やりシェフに頼んで料理してもらったからなんだね!
狩猟者の特権と申しますか、リア充を求める強引さの賜物と申しますか・・・
ご近所の公園でやかましく鳴いている鳥ではありますが、フレンチの一品として耐えられる鳥であることは理解して頂けたとして、山賊キッチンでとらたちはどう料理したかの報告でございます。
企画ではムネ肉は焼いて塩コショウでシンプルに味を見たあと、骨付きガラ肉を四等分に割って、空揚げにしてみたんだよね!
野鳥でまともに肉自体の味を楽しめるのはだいたい、ムネ肉くらいなんだ。
他のモモやその他の部位は薄すぎて骨から外す事は至難の業。だから骨ごとバリバリ食べる方法を選択したほうが現実的なんだ。
小さな鳥で骨ごとバリバリイケる食べ方は何と言っても 「カラ揚げ」 でございます。
ヒヨドリとほぼ大きさが同じムクドリも骨付きのままバリバリいけたな。ムクドリの皮はヒヨドリに比べて少し浅黒い感じですこし風味がきつかったかな?
キジバトはフレンチの料理で普通に使われる食材だけあってムネ肉のボリュームは充分だったな。
空揚げは美味しかったけれど、歯に障る骨が少し固かった・・・。
キジはムネ肉を焼いて塩コショウでさっと味付け。 野鳥には珍しい日本食に合いそうなあっさりした味でございました。
キジの骨まわりの肉は圧力鍋で煮出して、骨から肉をほぐして、煮汁は炊き込みご飯のだし汁に使用。
「和食に合いそう」なだけあって炊き込みご飯との相性は抜群!4合も焚いたごはんがあっという間になくなってしまったよ。
さすが日本の国鳥、キジは和食に限ります。
ヒヨドリやハトなどの鳥、作り置きしておいた様々な四つ足動物の味を楽しみながらお酒も進み、いつもながらの楽しい時間を過ごさせていただきました!
写真が撮れなかった事が残念! 参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!
今回の企画で味わったメニューはこちら!
・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバト・キジの ムネ肉、ハツ(心臓)のグリエ (塩コショウ ・バター)
・ヒヨドリのレバー バルサミコ酢のソースにて
・キジの炊き込みご飯
・ツキノワグマのシチュー
・ツキノワグマ の角煮
・ハクビシンの角煮(全体の肉使用)
ご馳走様でした! 美味しゅうございました。 野山の恵みに感謝です。
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今回のお題は 「ヒヨドリ祭り」 だったんだな。
・・・エアライフルで狩猟を始めて、一番最初に巡り合うであろう獲物、それらを動揺することなくテキパキと的確にさばけて美味しく食べれるように皆さんに成って頂きたい、という希望も込めて エアライフル猟で馴染みのある狩猟鳥類を集めたんだ。
ヒヨドリ5羽、キジバト2羽、ムクドリ2羽、他にキジのお肉なんかも紹介したんだよね。
合計、10羽ほどの鳥を羽根むしりから皆さんに手伝ってもらって、この企画始まって以来のバタバタ的な忙しさだった!
なりは小さな鳥だけれど、かかる手間はカモキジ並なんだよね。
そのようなバタバタだったもので今回は報告に使える写真がないんだよね!

ヒヨドリのグリエ この一皿でほぼ一羽分を使用。
今回は写真を撮り忘れたんだけれど、何もないと殺風景なんでフレンチのお店で頂いたヒヨドリ料理の写真を紹介しちゃおう!
ヒヨドリのグリエ、美味しゅうございました!
・・・ヒヨドリなんて、ウチの近所の公園にたくさんいるわぁ! あんな珍しくもない鳥をわざわざ食べなくても・・・??
っと思われる方もいるかも知れないんだけど、実はとっても美味しい鳥なんだよね!
味がとても濃いいんだけど、野性肉特有のクセがないんだ。 「血の風味」は強いんだけどイヤな感じではない。「しっかりした味」だ。
ヒヨドリは今でこそ公園などにいっぱいいる鳥だけど、ここしばらくは捕獲をしてはいけない鳥「禁鳥」だったんだ。
きっと、美味しいからたくさん捕獲されていたのだろう。
狩猟解禁になったのは20年ほど前らしいから 旧くから狩猟をやっていたベテランハンターさんの中にもヒヨドリを知らない人がいるくらいなんだ。
そんな食べておいしいヒヨドリ、「なんかヒヨドリ食べたくなっちゃった~」って方もいるかも知れない。 だけど、近所のフレンチレストランに行って 「ヒヨドリください!」と言ってもダメなんだな。
猟期も終わっているし、ヒヨドリのような小鳥は飲食店に卸される事など滅多にないんだ。
一羽取るのに数時間待つことも多いし、引き取ってもらえたとしても1羽数百円にしかならない。 金銭的なワリはまったく合わないんで 「自分で食べる」 というハンターさんが圧倒的に多い。
さらに、このような特殊な食材はすでに 「手に入ったらでいいからサ、気長に待っているからよろしくね。」 という常連さんに押さえられている事が多いんだよね!
・・・なら、どうしてとら はフレンチのお店でヒヨドリを満喫することができたのか ・・・
それはね、とらが猟期中に獲り貯めたヒヨドリを無理やりシェフに頼んで料理してもらったからなんだね!
狩猟者の特権と申しますか、リア充を求める強引さの賜物と申しますか・・・
ご近所の公園でやかましく鳴いている鳥ではありますが、フレンチの一品として耐えられる鳥であることは理解して頂けたとして、山賊キッチンでとらたちはどう料理したかの報告でございます。
企画ではムネ肉は焼いて塩コショウでシンプルに味を見たあと、骨付きガラ肉を四等分に割って、空揚げにしてみたんだよね!
野鳥でまともに肉自体の味を楽しめるのはだいたい、ムネ肉くらいなんだ。
他のモモやその他の部位は薄すぎて骨から外す事は至難の業。だから骨ごとバリバリ食べる方法を選択したほうが現実的なんだ。
小さな鳥で骨ごとバリバリイケる食べ方は何と言っても 「カラ揚げ」 でございます。
ヒヨドリとほぼ大きさが同じムクドリも骨付きのままバリバリいけたな。ムクドリの皮はヒヨドリに比べて少し浅黒い感じですこし風味がきつかったかな?
キジバトはフレンチの料理で普通に使われる食材だけあってムネ肉のボリュームは充分だったな。
空揚げは美味しかったけれど、歯に障る骨が少し固かった・・・。
キジはムネ肉を焼いて塩コショウでさっと味付け。 野鳥には珍しい日本食に合いそうなあっさりした味でございました。
キジの骨まわりの肉は圧力鍋で煮出して、骨から肉をほぐして、煮汁は炊き込みご飯のだし汁に使用。
「和食に合いそう」なだけあって炊き込みご飯との相性は抜群!4合も焚いたごはんがあっという間になくなってしまったよ。
さすが日本の国鳥、キジは和食に限ります。
ヒヨドリやハトなどの鳥、作り置きしておいた様々な四つ足動物の味を楽しみながらお酒も進み、いつもながらの楽しい時間を過ごさせていただきました!
写真が撮れなかった事が残念! 参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!
今回の企画で味わったメニューはこちら!
・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバト・キジの ムネ肉、ハツ(心臓)のグリエ (塩コショウ ・バター)
・ヒヨドリのレバー バルサミコ酢のソースにて
・キジの炊き込みご飯
・ツキノワグマのシチュー
・ツキノワグマ の角煮
・ハクビシンの角煮(全体の肉使用)
ご馳走様でした! 美味しゅうございました。 野山の恵みに感謝です。
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