丹沢・檜洞丸に行ってきました!

2011-11-08
丹沢・檜洞丸を歩いてきました。

「ご近所の山・丹沢」と軽く考えていましたが大都市・東京、神奈川から電車で1時間のところにこんな懐の深い山塊があるってすごい事だな、と改めて感心しています。

丹沢山中では出会っておりませんがシカ猟の最中、雪の上に点々と残るクマの足跡を見つけたこともありました。

遠くには横浜の町とランドマークタワーが見え、クマと足跡と大都会が一緒に視界に飛び込んできたことがとても痛快だった思い出もあります。
こんな大都会のすぐ近くの山にクマが生息できる環境が残っているとはすごい事だと思います。


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今回は定番の単独行ではなくガイドさんと一緒に歩きました。
とらを仲間に入れてくれた「丹沢自然学校」のガイドツアーにサポートとして参加です!

丹沢山系の遭難でもっとも多い事故が「道まよい」。
道迷いを防いで楽しく安全な登山をするためにもっとガイドさんを活用しても良い気がします。


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ガイドさんと歩いて良い点は道に迷う心配なく安心して山歩きが楽しめることですがそれ以外にも様々な山の中の知識を得ることができます。

これは「コウゾ」です。普段の山歩きなら見過ごしてしまうような植物ですがこれは紙幣を作るときの紙の原材料になる、と説明されると「タダの木」が「カネになる木」に昇格したような気になります。

この木を漉いた紙でお札をコピーしても本物のお金にはなりませんのでご注意ください。


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紅葉もだいぶ進んできました。


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頂上付近のイヌブナの洞。ビバークできそうな大きな洞が開いていました。



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こちらはちょっと悲しい風景。
今、丹沢で問題になっているのがブナの立ち枯れ。まさにその現場です。


排気ガスなど酸性の成分を含んだ空気が上昇して雲になると植物を弱らせる酸性の雲になるそうです。
その雲が霧となって山々に滞留するとその雲にまとわりつかれやすい斜面(丹沢ですと南斜面)に生えている木々を弱らせ、木々が弱るとすかさず木を食害する虫が入り込んで木が枯れてしまう…という状況になるそうです。

樹齢数百年の大木の無残な姿が見られました。

ガイドさんがいたから得られた知識ですね。
一人で歩いていたら「あれ~、なんかここは枯れた木が多いなあ~。」程度の認識で終わっていたに違いありません。

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1600mを超える檜洞丸はけっこう長いコースです。
山頂を14時までに出発しないと日暮れの早い今の時期では下山途中で暗くなってしまいます。

下山を少し急ぎました。
この辺りはシカの食害でクマザサがだいぶ食べられてしまっていました。

この後、「なんか獣のニオイがするなぁ~。」と目を凝らすと数頭のシカの群れを見る事ができました。

山小屋の周辺に集まって、登山客から餌をもらおうとする人慣れしたシカではなくて木化けしてじっとこちらの様子をうかがう野生のシカです。

狩猟期前なのでちょっと油断してか結構人間の近くまで来ていました。その距離30mくらい。
へなちょこハンターのとらでも外すことはなさそうな距離です。てっぽーを持っていなくて残念!

この鹿たちが増えすぎてしまっているのも現在の丹沢の課題です。

頂上でちょっとゆっくりしすぎてしまいましたがガイドさんの案内で日没20分前に無事下山終了!
ちょっと最後は焦りましたが皆さま、お疲れ様でした!


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