山賊キッチン企画・「カワウって美味しい??」
2017-02-19
グッドハンティングが主催する野生肉 食体験企画の第3弾は 「カワウって美味しい??」 なんだ。第一弾目の 「カラスを賞味しよう!」と 二弾目の 「アイガモとマガモの食べ比べ」 はけっこうすぐに満員になったんだけど、
カワウの回はなかなか応募がないんだな。
カラスのように真っ黒な体にヘビのような長い首、尖ったくちばし、もしかしたらカラスより不気味に思う方もいるかもしれない。
こんな鳥、本当に食べれるの??
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カワウって実は新しい狩猟鳥なんだ。 狩猟対象に指定されたには、ごく最近の2007年。 狩猟対象にされてから10年経っていないんだね。
それまでは河川の汚濁によるエサになる魚の減少でカワウも減少の一途を辿っていたんだ。
特定の繁殖地でしか繁殖しない頑なさも災いして、1970年代には繁殖地は日本全国でわずか3箇所だけ、個体数も3000羽以下とまで言われていたんだ。
そのような貴重なカワウが繁殖する場所だから、愛知県の美浜町にあるカワウの繁殖地は「鵜の山 ウ繁殖地」として天然記念物指定されるほど。
おかげで岐阜県の長良川の鵜飼で使うカワウは美浜町の鵜の山から調達できなくなって、一時はウミウを使っていた時代もあったらしい・・・。
長良川の鵜飼いは1300年続く、国指定の重要無形民俗文化財であり、鵜匠は国家公務員の宮内庁職員の身分が与えられるほどの大事な文化財なんだけれど、それでも捕獲を許されないほど、カワウは守られていたんだね。
・・・時代は流れて現在。
農薬や洗剤、工場排水の垂れ流しが厳しく制限されて河川の水質改善もだいぶ進んできた。
「自然にやさしい」とか「環境保全」 「グリンコンシュマー」という言葉が当たり前に定着してきて河川や湾岸の海などはかなり魚影が濃くなってきたと思うんだな。
・・・本当に、日本の自然が健全だった頃の状態に戻そうとしたら、ダムや護岸工事でコンクリートに塗り固められた川岸を元の状態に近くしない限り、生活環境を選ぶ小さな河の生き物は帰ってこないけどね。
タナゴ類やムジナモ、トゲウオ類など生活環境を選ぶ小さな生き物たちが戻ってきて初めて「健全な自然が戻った」といえると思うんだ。
あっ!その様な状態に近くなったら「食べられなくなるんじゃないか??」といま大騒ぎしているウナギの問題なんかあっという間に霧散すること間違いなし!
ウナギはもともと生命力がものすごく強い生き物だから生息環境の改善と少しの漁獲自粛があればすぐに復活できるはずだ。 今のいままで野生から稚魚を採取して育てる漁法で日本人全体の胃袋を満足させている魚が他にいるかな??
話がカワウから逸れました。
増えた河の魚の種類は問わずとも、とにかくエサになる魚が増えたことでカワウが増えているんだな。
一時は3000羽といわれた生息数も150000羽を越えて、江戸時代の生息数に戻ったのではないかとの憶測もあるくらい。
彼らが捕食するアユや養魚場のマス類などの漁業被害が深刻になってきているんだな。
そのような背景から2007年にカワウが狩猟対象種として登録されたのだけれど、肉や羽根に特に特別な利用価値が見出されていないため、ハンターも積極的にカワウを獲ろう、というモチベーションが沸かずにいるんだな。
とらの知り合いでも 「オレ、カワウ大好きでいつも狙っているんだよね!食べたら美味しいしさぁ~ ウフッ!」ってヤツは会った事がない。
だいたいがカモ猟に行って運悪くカワウを落としてしまった! とか、エアライフルでカモかシギを狙いに川辺に出かけたのにナニも獲れなかった・・・ くやしまぎれにカワウを狙ったら運悪く中ってしまった! 悲!! みたいな「仕方なく手元に来てしまった。」みたいなパターンが多いんだ。
でも、さすがとらの知り合いだね!
「獲った獲物はとりあえず食べてムダにしない。」をモットーにカワウを食べてみた、というレポートもちらほら聞こえてきて
食べた評価は 「まあ、悪くない」 なんだな!
よし、悪くないんなら、どう悪くないのか、どうしたらさらに美味しく食べれるのかに挑戦してみよう!というのが今回のカワウを賞味する企画。
チャレンジングな食材なのでカワウの食利用に挑戦しよう! という皆さまに敬意を表してカワウ以外にもとらが大事に抱え込んでいる貴重な野生動物食材を味わっていただこうと考えているんだ!
・・・違法なヤツじゃないよ!ベテランクマ猟師が獲った一番美味と言われる「秋のクマ」とか他のものなんだな。
まだ応募枠はあるので皆さまのチャレンジをお待ちしているのでございます!
「よしっ!野生動物の新しい食材・カワウに挑戦してとらさんの抱え込んでいる貴重な野生肉も賞味しちゃおう!」と考えた皆さんはさっそくこちらのHPで企画内容をチェックして申し込んで欲しいんだな! ⇒グッドハンティングHP・3.18カワウって美味しい??
カワウ参考情報 ⇒カワウ
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カワウって実は新しい狩猟鳥なんだ。 狩猟対象に指定されたには、ごく最近の2007年。 狩猟対象にされてから10年経っていないんだね。
それまでは河川の汚濁によるエサになる魚の減少でカワウも減少の一途を辿っていたんだ。
特定の繁殖地でしか繁殖しない頑なさも災いして、1970年代には繁殖地は日本全国でわずか3箇所だけ、個体数も3000羽以下とまで言われていたんだ。
そのような貴重なカワウが繁殖する場所だから、愛知県の美浜町にあるカワウの繁殖地は「鵜の山 ウ繁殖地」として天然記念物指定されるほど。
おかげで岐阜県の長良川の鵜飼で使うカワウは美浜町の鵜の山から調達できなくなって、一時はウミウを使っていた時代もあったらしい・・・。
長良川の鵜飼いは1300年続く、国指定の重要無形民俗文化財であり、鵜匠は国家公務員の宮内庁職員の身分が与えられるほどの大事な文化財なんだけれど、それでも捕獲を許されないほど、カワウは守られていたんだね。
・・・時代は流れて現在。
農薬や洗剤、工場排水の垂れ流しが厳しく制限されて河川の水質改善もだいぶ進んできた。
「自然にやさしい」とか「環境保全」 「グリンコンシュマー」という言葉が当たり前に定着してきて河川や湾岸の海などはかなり魚影が濃くなってきたと思うんだな。
・・・本当に、日本の自然が健全だった頃の状態に戻そうとしたら、ダムや護岸工事でコンクリートに塗り固められた川岸を元の状態に近くしない限り、生活環境を選ぶ小さな河の生き物は帰ってこないけどね。
タナゴ類やムジナモ、トゲウオ類など生活環境を選ぶ小さな生き物たちが戻ってきて初めて「健全な自然が戻った」といえると思うんだ。
あっ!その様な状態に近くなったら「食べられなくなるんじゃないか??」といま大騒ぎしているウナギの問題なんかあっという間に霧散すること間違いなし!
ウナギはもともと生命力がものすごく強い生き物だから生息環境の改善と少しの漁獲自粛があればすぐに復活できるはずだ。 今のいままで野生から稚魚を採取して育てる漁法で日本人全体の胃袋を満足させている魚が他にいるかな??
話がカワウから逸れました。
増えた河の魚の種類は問わずとも、とにかくエサになる魚が増えたことでカワウが増えているんだな。
一時は3000羽といわれた生息数も150000羽を越えて、江戸時代の生息数に戻ったのではないかとの憶測もあるくらい。
彼らが捕食するアユや養魚場のマス類などの漁業被害が深刻になってきているんだな。
そのような背景から2007年にカワウが狩猟対象種として登録されたのだけれど、肉や羽根に特に特別な利用価値が見出されていないため、ハンターも積極的にカワウを獲ろう、というモチベーションが沸かずにいるんだな。
とらの知り合いでも 「オレ、カワウ大好きでいつも狙っているんだよね!食べたら美味しいしさぁ~ ウフッ!」ってヤツは会った事がない。
だいたいがカモ猟に行って運悪くカワウを落としてしまった! とか、エアライフルでカモかシギを狙いに川辺に出かけたのにナニも獲れなかった・・・ くやしまぎれにカワウを狙ったら運悪く中ってしまった! 悲!! みたいな「仕方なく手元に来てしまった。」みたいなパターンが多いんだ。
でも、さすがとらの知り合いだね!
「獲った獲物はとりあえず食べてムダにしない。」をモットーにカワウを食べてみた、というレポートもちらほら聞こえてきて
食べた評価は 「まあ、悪くない」 なんだな!
よし、悪くないんなら、どう悪くないのか、どうしたらさらに美味しく食べれるのかに挑戦してみよう!というのが今回のカワウを賞味する企画。
チャレンジングな食材なのでカワウの食利用に挑戦しよう! という皆さまに敬意を表してカワウ以外にもとらが大事に抱え込んでいる貴重な野生動物食材を味わっていただこうと考えているんだ!
・・・違法なヤツじゃないよ!ベテランクマ猟師が獲った一番美味と言われる「秋のクマ」とか他のものなんだな。
まだ応募枠はあるので皆さまのチャレンジをお待ちしているのでございます!
「よしっ!野生動物の新しい食材・カワウに挑戦してとらさんの抱え込んでいる貴重な野生肉も賞味しちゃおう!」と考えた皆さんはさっそくこちらのHPで企画内容をチェックして申し込んで欲しいんだな! ⇒グッドハンティングHP・3.18カワウって美味しい??
カワウ参考情報 ⇒カワウ
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