狩猟界はどうなっていくんだろう

2016-10-19
とらの猟銃所持歴は今年で9年。 経験した狩猟シーズンも9シーズンだから、所持歴と狩猟歴はいっしょだね!

そもそも狩猟を行う為に猟銃所持を決めたのだから一緒なのは当たり前、クレー射撃などの射撃練習も欠かさないけどメインは狩猟だナ。

来年度はいよいよライフル所持申請も視野に入ってきたし、世間ではイノシカサルクマが里山で大暴れして狩猟者の社会的必要性も認められてきていて、狩猟を行う者にとっては追い風だ!



だけど、最近の狩猟界でちょっと気になることがあるんだ・・・。

日本の狩猟者の総本山の 「大日本猟友会」 。昭和4年から続く歴史ある狩猟者組織なんだけれど 最近、「大丈夫かな?」と思う事が。

狩猟者として9年間会員として支えてきたつもりなんだけどこのままでいいのかなぁ・・・。










日本の狩猟者の総本山、大日本猟友会に所属する為には年会費が必要なんだ。 

日本で狩猟を行うハンターの皆さんはいったいいくらぐらいの会費を払ってると皆さんは考えますでしょうか??


 大日本猟友会会費   県猟友会会費    猟友会支部会費   年会費合計金額

A県   4800円            4000円            3000円               11800円

B県   9800円            6100円            5000円               20900円

C県   4800円            4000円        4000円 +2000円(支部猟友会費)   14800円

D県   5000円            5500円                                 10500円

4つの県に住むハンターさんに年会費の内訳を教えてもらったんだけれど、猟友会に支払う年会費は10500円 から  20900円まででけっこう高額なうえに所属している支部によって金額もバラバラ。

同じ大日本猟友会の傘下にある組織に所属しているというのに倍近い開きがあるんだ・・・ なんで?

たいてい3つの階段状の組織それぞれから会費を取られるんだけれど、中には4箇所から徴収、というところもあって驚きだ!

そして、高い会費だよね。

・・・スポーツクラブやフィットネスクラブの会員になってさ、年会費を10000円も出すとけっこう良い「優良会員」だったりすると思うんだ。

とらは 「1回 300円」 の市営プールしか行かないから判らないんだけれど、世の中には年会費無料のカードだってあるくらいだから、
年会費10000円と言うとなかなかのプレミアム会員様で会員特典なんかもけっこういいんじゃないかと思うんだよね。



この会費以外に狩猟者は 鉄砲を使う第一種登録だと16500円、ハンター保険3000円くらい、狩猟登録手数料として1800円払うんだ。

だから、ハンターの皆さんは猟期が近づくと、税金や会費だけで 31800円 から 42000円くらいのお金がかかってしまうんだ!

鉄砲を使う第一種登録の狩猟税16500円は一つの県あたりの狩猟税だけなので、 もし東京と山梨、千葉でも登録しようとすると

16500円×3県= 49500円(!) も税金を払うんだ!  

ハンターの皆さんは収入の多い少ないの如何を問わずに 高額納税者 なんだね!

これだけ税金を納めているんだから、もっと大事にしてほしいナ! 

猟場を見まわるお巡りさんだってサ、女子高生のスカートの丈が1cm短い、みたいな些細なアラ探しをする風紀委員みたいなことして違反を探すだけじゃなくてサ、 

「寒い早朝からお疲れさまでっす! 大変ですねぇ~」とか言ってあたたかい缶コーヒーでも差し入れて欲しいものだね。

道路に飛び出してクルマと事故を起こすシカやイノシシを獲って未然に交通事故を防ぐ事にも寄与しているんだからさ!


・・・話が逸れました。 猟友会の会費が高い話なんだよね。


年会費、10000円以上、 なかには20000円も払っているのに、その会費に見合う 「見返り」 って感じられないんだ。

なにもとらは 「VIP対応をしろ」 とか言っているんじゃない。

それだけの会員からお金を集めていて有効に使われているんだろうか? とかんぐってしまうんだよね。

その最たるものがホームページの更新がほとんど行われていない事。

大日本猟友会HP →  大日本猟友会HP


ホームページを含む、SNSって使いようによっては怖いツールだよね。

頻繁に更新していれば 「おっ!けっこう気合入れて活動頑張っているんだ!」って前向きに捉えてくれそうだけれど、更新が遅れていたり、滞っていたりすると、
「なんだよ、ぜんぜん更新されていないじゃん! イイことばっかり書いているけどぜんぜん気合が足りないんじゃない??」って思われかねない。
とらもこの 「とらログ」の更新が滞らないように毎日必死でネタ集めしているんだよね!


さて、日本の狩猟者の総本山の大日本猟友会のHP、とらがこのブログを書くためにみたら昨日17日に半年ぶりくらいに更新しているじゃん!
さてはとらがブログで悪口書いてやろうというたくらみを事前に察知したな・・・。

だけど、更新されている内容が実際に狩猟を行っている狩猟者にはあまり役に立っていない・・・。 今の時代、FBなんかの情報のほうがずっと身近かで役に立つ情報が飛び交っているよ。

特にとらが 「大丈夫かなぁ・・・高い会費払う意味あるのかな?」と悩んだのが今年の6月に秋田で起きたツキノワグマによる連続殺傷事件。
この事件は 「ヒトを食べ物と認識したクマが生まれてしまって、未だ解決に至っていない」という大事件で実際に何人もの方が亡くなったし、今後も秋の喰いこみ時期、来年春の竹の子の時期に事件発生が心配される大事。

さらにこのエリアを活動拠点としている猟友会の仲間達が連日、身の危険を背負いながら加害グマの捕獲に取り組んでいたはずだ。
なのに、「森の番人」を自負する大日本猟友会のHPではその事件の経過や取り組みについて一切触れられていないのはおかしい。


あきらかに今の日本の里山でもクマと遭遇する機会は増えている。

兵庫県は久しぶりにクマ猟の解禁を決めてクマ猟を希望する狩猟者に事前のクマ対策講習会なども行うらしいから、クマに関する情報だけでも発信すべき話題は多々あるはずなんだ。

これからの狩猟期、イノシカ狙いの狩猟者がクマと山で遭遇する事だって充分に考えられる。
持っている銃で撃ち取ればいい?
急所に当てなければクマの動きは止まらないし、逆に怒らせて反撃を喰らうだけだ。

坂を駆け下りてくるクマは早くて照準を合わせる時間は限られている。 笹薮に入ってしまったら正確に撃ち取るにはギリギリまで近づけさせなくてはいけない・・・。

そんな時どうすれば良いのか? 仲間のハンターの身の安全を守る為に猟友会が為すべき事ってあるんじゃないの?


いろいろ猟友会への不満はあるけれど、とらはだからといって日本の狩猟者を取りまとめる組織が必要ないとも、転覆させて「革命だぁ!皆のもの、銃をとれっ!」などと煽動するつもりもない。

ただ、これまでのような会員の多くが中小企業の社長さん達で、ステイタスのために狩猟をやっている、「別に何か見返りは求めるわけじゃないけど善きにはからえ。」みたいな感じで数万円の年会費をポンッと払ってもらえて、
あとは狩猟登録の事務代行業をしていればいいやっ! という猟友会はキライだな!

最近はお金持ちさんだけじゃなくて、農家さんが鳥獣被害のためにやむを得ず狩猟を始めるケースもあるし、
若者が「地域おこし協力隊」などに参加して山あいの村々の地域おこしに関わる際に、獣害対策できるように、と狩猟を始めるケースもでてきた。

多くない収入の中からやっとこさ年会費を捻出している、そんなお金持ちさんではない会員の方を未だに向いていない猟友会は大キライだな!



そんな、こんなで昨年から猟友会に頼らない狩猟をしよう、というコトで猟友会を休会、自分で狩猟登録等の手続きをしているんだ。

今シーズンは 「何か物申す為にもやはり会員になっていたほうが良いだろう。」と考えて猟友会への復帰を地区の班長さんに伝えていたんだけれど、狩猟登録を行う時期になっても何の音沙汰もない。

あれっ!アンチ猟友会がバレたかな? っと思って先日班長さんに確認の電話をしてみたら、どうやら忘れていたらしい・・・。

・・・なんかサ、「今年は再開するのでよろしくお願いしますウ~。」って電話した時に声が明る過ぎたんだよね!

・・・酔っ払っていたナ。  ・・・ もう、いい!ヤメだ。



そんなこんなで今年も猟友会への加入を見送り。 
たぶん、戻ることはないと思うんだ。 ぜんぶ、自分で申請手続きできるし、狩猟に関する情報はSNSで地方の細かい情報まで手に入るからね・・・。

猟友会の体制が変わって、「会費を払っても惜しくないな・・・。」と思える状態になったら応援の意味も込めて復帰したいと思うしそんな時代になってほしいと思うとらなのでございます。

そんな時代、来るかなぁ??





・・・こんな感じでSNSなどで猟友会批判をしていたら、仲間から忠告をもらってしまったよ!!

「・・・ あまり批判はしないほうがいい・・・。 月夜の晩だけじゃないんだから。」

ええっ!

もしかして地雷を踏んじゃった?? 

確かに会員のみんなは猟銃を持っているし・・・ それに狙われたら大変だぁ!!

何千、何万丁もの銃口がオレを狙っている??  一気に時の総理大臣より暗殺確率の高いとらにランクアップでございます!


・・・とらはもしかして、 「日本でいちばん、命を狙われやすい男」 のタイトル頂いちゃったかもしれない! 怖い! 

だけど、カッコいい!

このタイトルだけは頂いてしまいましょう!

皆さま、きょうから とらの事を 「日本でいちばんたくさんの銃口が狙っている男」 と呼んでください!

このタイトルは他ではなかなか手に入らないナ・・・    うふふ・・・

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コメント:
はじめまして。
結構長いこと読者でしたが、コメントは初めてです。

いつも活動ご苦労様です。

私も猟をしますが、猟友会の活動は非常に目に見えるものが少なくなって来ていると思います。

一杯、、、言いたいことを書きそうになってしまいました。。。。やめます。

ですが、やるならやる!自重するとこは自重する!ってしていかないと、中途半端では誰も
協力しないことになると思います。

いっそのこと新しい団体が始まってくれることを祈りたいです。
ふた昔前のような古い体制で物事を語ってほしくないのです。

あ~言い過ぎました。

とらさん!  これからも楽しみにしております!
[2016/10/19 16:01] | のぶ #- | [edit]
のぶさま 初めまして! 初コメントありがとうございます!

猟友会も大きな組織なのでなかなか時代に合わせた舵取りができないのかも知れませんね。

私も猟友会に期待があった頃はメールで提言したりしましたがものの見事に一度も反応がなかったので私とは毛色が違う人たちの集まりなんだ、みたいに思っていました。

新しい狩猟者の団体は、たとえばネット上で静かに浸透して行くかも知れません。 行く末が実は楽しみな狩猟界だと思います。
[2016/10/19 19:53] | 腹ペコとらさん #- | [edit]












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