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鹿の解体体験 企画を行いました!

2015-11-30
先週の週末は グッドハンティングの新企画  「鹿の解体体験」 企画を行いました。

新米ハンターさんの 「自分が仕留めた獲物をちゃんと解体できるようになりたい。」という要望から

「自分たちが食べているお肉がどんな行程を経て『食べ物』になるのか、その流れを自分で体験したい。」という 
「食べるコト大好きさん」まで対応できる、幅の広い企画なんだ。

実際に参加してくれた皆さんの中で「狩猟者です。狩猟者になる。」という方は少数だったんだな。

どちらかというと「食べるコトが好き」という方が大半を占めていたんだ。
鹿に限らず、「動物を解体して、食べるところまで通しで体験してみたい。」という要望は以前からいただいていたんだよね。

とらの主宰する「狩猟体験」企画では実際に撃ち落したヒヨドリの羽むしりから解体、食べるところまで体験してもらっていたんだけど、
いかんせん、獲物が小さい、とらの射撃の腕が不安定で必ずしも獲物が手に入らない・・・(悲!)というデメリットがあったんだ。


今回、鹿の解体企画が実現できたのは、埼玉県飯能市のプロ猟師、原田さんと氏が経営する「猟師工房」と巡りあったおかげなんだ。

それでも、鹿の確保に当日の朝まで出猟して確保してくれたので、いくら「鹿が多くて農業被害が減らない。」と言っても安定的に手に入るものではないんだよね。 そこが野性動物相手の難しいところですな。




20151128鹿解体1
シカ1頭あたり7人で皮剥ぎから大バラシ、小バラシ、脱骨まで体験しました。皆さんの眼が本当に真剣だったのが嬉しかったな


この日、14名の参加者が集まり、2頭の鹿を解体しました。

どの角度から撮っても読者の皆さんや未成年のよい子に安心して紹介できる写真を撮ることができない・・・。
まぁ、企画の内容が内容なので仕方ないよね。

内臓を抜いたメスの鹿を2頭用意してもらって、皮はぎから「大バラシ」と呼ばれる四肢外し、さらに部位ごとの肉を切り取る「小バラシ」と呼ばれる作業まで経験してもらいました。

約2時間、がっつりと解体を体験してもらったのですが、皆さん本当に眼が真剣でまじめに取り組んでくれた。

・・・「気持ち悪い」とか途中で気分が悪くなる人は一人もいなかったぞっ! 

今年、とらの大物猟グループに入ってきた新人くん、初猟獲物を皆で嬉々として解体していたら、途中で気分が悪くなってやんの!
とらがお腹空いて、みんなが解体しているのを見ながらカロリーメイト食べていたら、「よく解体見ながら食えますね・・・。」だって!

う~む、この企画の参加者の皆さんは、ヘタな初心者ハンターよりよっぽど肝がすわった素晴しい皆さまなのでございます!

・・・肉を取り終った後も、骨の関節にナイフを入れて関節を分離する感覚を掴もうと 「自主錬」 をしている方がいて、熱心さに脱帽!



20151128鹿解体2
解体が終ったあとは、実際に鹿肉料理を試食してもらいました。 ・・・このお皿のものは鹿ではなく、別の「森の幸」でございます

肝心の鹿肉料理の写真を撮り忘れてしまった! シチューを焦がしてしまったり、けっこうばたばたでございました!


解体を体験したあとは、実際に調理する手順を見学してもらいました。
肉の塊りからスジなど食べにくい部分を切り取る「トリミング」をしたあとにスライスして焼肉やトンカツ(鹿カツ?)、シチューなど家庭でできる鹿肉料理を作ってみました。


・・・野生肉料理というとフランス料理に代表される「ジビエ」が有名なんだけれど、とらは家庭でも気軽に食べるコトができる料理法の紹介がもっと大切だと思っているんだよね。

鹿肉料理が一皿数千円もしていたら、なかなか賞味できる方々が増えないし、「特別な日の料理」になってしまう。
もっと家庭で気軽に味わえる、または街の食堂で1000円以下で楽しめる料理の普及が必要と考えるんだな。


企画が終わり、解散前には持ち帰り希望者の皆さんに、鹿肉を持ち帰ってもらいました。

鹿肉の部位はロースからばら肉、ネックまですべて入った状態。
「オレはロースだけ欲しい。」というわがままはダメなんだな。

狩猟者の大切なルールである「マタギ勘定」、どの部位も皆に均等に行き渡る、撃った者、撃てなかった者の分け隔てなく参加者全員が同じものを手にする、というルールの体験なんだな!

肉を持ち帰った皆さんは自宅で様々な肉の部位と格闘して、調理法も工夫してさらに鹿について学んでくれたことでしょう。

自分で調理して、賞味してとらの鹿解体体験企画は完成でございますぞ!




20151129出猟
解体企画翌日は、大物猟に出猟!

鹿を待つ間、昨日の企画についていろいろ考えてみました。

・・・思えばあの企画は 「大人の環境教育、食育だな。」 がとらの感想。

子どもだけでなく、大人だって自分たちが食べている食材がどのように作られ、加工されて手元に届いているか経験する機会がない・・・。
子ども達のほうが畑の世話や収穫体験を学校や幼稚園でやっているから実感を持っているかもしれないぞ。

自分たちの命を永らえるための食料がどのような工程を経て手元に届いているのかを経験としてしっておく事は、大人のたしなみとして必要なことなんじゃないかな?と考えるんだよね。

そのような経験があれば「飽食の時代」であったとしても、無駄な食べ残しや残飯は出さないようにしよう、という気持ちになれるのではないか、と思うのでございます。

殺生に近い現場に立ち会う経験をする事で、逆に命の大切さ、食料のありがたさに気がつくんじゃないか、と思うんだよね。




※お知らせ   おかげさまで「鹿の解体体験企画」は年内12月までの回はすべて満員になっております。
2016年1月、2月の開催日程を公開しましたのでお申し込みをお待ちしています。
12月より年明けの方が良かった・・・という方がいらっしゃいましたら、振り替えも可能ですのでご連絡ください。

 → 狩猟のはじめるには をご提案! グッドハンティング!



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