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食虫植物はかわいい?

2011-08-30
食虫植物が人気だそうです。

とらも中学生の頃から毎年夏になるとホームセンターなどで売っているハエトリソウなどを買ってきては
枯らしていました。
「食虫植物って夏のものなのかな…。」とずっと思っていました。
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我が家にも何種類かの食虫植物を飼っています(?)。
これはウツボカズラの仲間です。

我が家に来て15年くらい経っていますが毎年元気にツボをつけてくれます。

冬場は室内のガラス温室に入れますのであまり大きく育てられませんがガラス温室内に熱帯魚用のヒーターを1つセットするだけで冬越しはできます。
加温はそれほど必要が無いようですね…。


夏は外に出しっぱなしでロクに世話もしていませんが元気です。





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こちらはサラセニアの仲間。
こちらはとらが中学生のころからずっといるのでもう、かれこれ30年は経っています!
株分けするとどんどん増えますがキリがないのであえて増やさないでいます。



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こちらもサラセニアの仲間のプルプレアという種類です。
こいつも元気で長寿です。


P1000457.jpg


ハエトリソウです。
子どもの頃、毎年夏に買ってきては枯らしていたのですがいつの頃からか枯れなくなりました。

…関心が薄くなって、あまり世話らしいことをしなくなってからの方が元気に育つようになったみたいです。
コイツも20年選手くらいです。

しかし、今年はこの写真を撮るまで草に覆われていたのでさすがに葉が小さくなってしまっています。
いくらなんでも少しくらいは世話してあげないといけませんな。



P4jpg.jpg


ちなみにこちらは尾瀬沼で撮影したナガバノモウセンゴケです。
沼地に一面にモウセンゴケが生えている様子は食虫植物好きにはたまらない風景でした!

「こんなすばらしい状態はアクアリウムじゃ再現できないよな…。」と脱帽!

自然環境さえ守れば野生の生き物たちは自然に繁殖して素晴らしい風景を見せてくれるのですから
やっぱり自然環境の保全は大切です。

とらは以前、熱帯魚飼育に凝っていた時期もありました。

コレクションのようにどんどん水槽が増えていって熱帯性の海水魚にも手を拡げていました。

でもある時、沖縄の石垣島の白保に素潜りする機会がありました。
ちょうど石垣島の空港問題で揺れていた時期で白保の海はまだまだとてもきれいな海でした。
透き通った海の中に色とりどりの健康なサンゴ。

そのサンゴから姿を見せる熱帯魚はペットショップの水槽で見慣れた魚とは明らかに体色も元気さも違いました。

次々に、ひしめくように現れる魚たちを見ていて飽きることはなく、いつのまにか干潮になっていてサンゴを傷付けずに岸に戻るのが難しくなってしまうほど…。

この体験から熱帯魚飼育の熱は急に冷めてしまいました。
手元で自然を再現しようとしても無理なことですが、環境さえ保全していればそこに行けばいつでも豊かな自然が楽しめる…。  環境保全の大切さを実感した体験でした。


食虫植物の話からそれてしまいました。
とらは埼玉県の羽生にある「ムジナモ保存会」に所属しています。

ムジナモとは水中を漂って生活している水棲の食虫植物で以前は日本の各地の湖沼に生息していました。

根がなく浮遊性のため、川などでは生息できず、かといって藻にも弱いので止まった水でも生息できない、
「きれいな湧水のある沼にしか生息できない」、という一見矛盾した、限られた環境にしか住めない生き物です。

でもそんなきれいな湧水の湧く沼が少し前の日本にはたくさんあったんですね。

たとえば利根川。川の伏流水が平地に沁みだして沼を作り、ムジナモに適した環境になっていたようです。
しかし、工業の発展とともに地下水をくみ上げすぎて湧水が枯れてしまった、さらに河川の護岸工事や宅地造成で沼地がなくなった、などの環境の悪化で野生のものはどんどん生息地が減っていきました。

また農薬、特に除草剤に極端に弱く、昭和30年代の農薬が大量に使われ始めた頃から急速に姿を消していき、
最後の生息地であった埼玉県羽生市の宝蔵寺沼でも昭和41年を最後に絶滅してしまいました。

今では「ムジナモ保存会」の会員宅で細々と命を繋いでいる、という植物です。

とらは以前、有機農産物流通の仕事をしていた時に無農薬でお米を作っている田んぼの環境がムジナモの生息地に適していると考えて農家さんにお願いして田んぼの一部をビオトープにしてもらったことがあります。

夏場は大繁殖したのですが、台風で流されてしまったり、冬場、休眠中のムジナモをカモに食べられてしまったりとなかなかうまくいかず、立ち消えてしまっているのですが、また改めてムジナモの増殖に関わっていきたいと思っています。

野生の動植物は彼らが生息する環境さえ整えてやれば息を吹き返す力強さを持っていますから、絶滅さえしなければ彼らが生き生きと繁殖を続ける様子を見る事ができるわけです。

自然環境を維持してゆくことは大切ですね。


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コメント:
いや、今回も面白い記事でしたね。

食虫植物のことをそこまで熱く語れる男はそれほどいないでしょう。
好きなことは知ってたけど、30年ものがいるとは…驚いた。

それにしても、ハエトリソウはどこにあるのか…全然認識できなかったよ。
[2011/08/30 23:23] | ほんたべ #- | [edit]
ほんたべさん、私はどちらかというと狩猟系の人間の様です。
…これでも20年近く農耕系の仕事していたんですよ!

食虫植物も農耕系というより狩猟系の植物ですよね、植物のクセに。
[2011/08/31 09:58] | 腹ペコとらさん #- | [edit]












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