富士登山シーズンもそろそろ終わり・・・

2013-09-18
下界では日中、まだまだ暑い日が続いておりますが

富士山では季節が変わり、秋でございます。

9月に入ると富士山はご機嫌斜めの日が多くなり、山小屋も次々と閉鎖を始め、登山シーズンの終わりを告げております。

シーズン中、仲良くなった山岳ガイドさんや添乗さんとも「今日が最後です~。お世話になりました!また来年!」

という挨拶が増えてきました。 

ちょっとさびしい秋の訪れでございます。 

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気が付けば五合目から見上げる空もいつの間にか秋の空へ。


一週間に3ラウンド、6日間登山をする怒涛のような登山シーズンが終わりを迎えています。

今シーズンの登頂回数は25回。 25回の登頂の中で登頂未達成は2回だけでございます。

1回は天候の悪化、もう一回は体調不良のお客さんのサポートの為だったのでなかなか良い登頂確率、

晴れ男率だったのではないかと自画自賛でございます。

すでに一生分の富士登山をしてしまったような気分です。

しかし、やりきったな!









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8月いっぱいまでは天気も安定していてくっきりとしたご来光を拝める機会も多かったのですが
9月に入ると天候も不安定でなかなかスッキリとしたご来光が拝めなくなってきました。

こんな感じで吹き飛んでくる雲の隙間からご来光を迎える日が多くありました。

こんなご来光の迎え方もスリルがあって嫌いではないのですが、

「次はいつ来れるか判らない!一生に一度、最後のチャンスかも知れない…。」という方や

わざわざ遠く、沖縄や九州からいらしてくれた方の事を思うとスッキリ晴れて欲しい!と願うとらでございます。




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傘雲。天気が崩れる前兆でございますな。9月に入るとよく見るようになりました。

 見る見るうちに発達してまるでクラゲの様…。

本家・クラゲは「癒しのイキモノ」」として水族館再生に貢献したりと人気急上昇中!でございますが

こちらのクラゲ様の雲は天気が崩れる前兆でございますのでこいつが現われたら下山を急がなくてはなりませぬ。




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9月 やっと登ったのに山頂では、風びゅうびゅうの日も多かった!

雨が降らなくても天気が崩れ始めると風が強くなります。

風の強い切り通しを通過するときは「一気に駆け抜けるよ!GO!]ってな感じで前の人のリュックを掴んで一気に駆け抜ける事もありました。 ※良い子は決してマネをしてはいけません。

ご機嫌斜めの富士山頂は人間の生息域ではございません。 速やかな下山が必要なのでございます。

天気が崩れるとスニーカーにGパン、簡易雨ガッパの登山者はひとたまりもありません!

一気に体温が奪われて総崩れでございます。

それでも遭難して亡くなる方が少ないのは、登山者が多い事で誰かが見てくれている場合が多い事と

山小屋が随所に点在している事で避難が容易なおかげですな。





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雨の降った翌日にはツララができる事も!!9月にツララを見たのは初めての経験でございます。

寒いわけでございます…。 東京でもツララができるのって真冬だけだもんネ。



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9月14日のご来光。 台風18号の影響か雲が多くてはっきりした火の玉は見る事ができませんでしたが

燃えるような赤い朝焼けでした。

夏には見られない色でした…。 秋の始まりかな。

そしてこの朝焼けが2013年のとらが富士山頂で見る最後のご来光になる予定でございます。

今までに見たことがないくらいに真っ赤!

このご来光を見た後、そそくさと下山。

大きな事故もなく無事お仕事完了!

その下山直後に台風18号の影響か雨が降り始めました!

…とらはなんてラッキーなヤツなんでしょう!真正のハレオトコかもしれません。

この台風の接近で山小屋の営業終了を決意した山小屋も多かったようで本格的に富士山はオフシーズンに
入りました。



最後に残念な事に14日の午後にとらがいつも登っている吉田口七合目の登山道で滑落事故があり一人の方が亡くなってしまいました。

とらの下山と丁度入れ違いに、雨の降る中、登った方の様です…。 とらが「こんにちは~」と声を掛けた人かも…。


名前も判らない方ですが同じ時間に同じ場所にいた者として気にかかります。 ご冥福をお祈りします。



さて、さて、2か月半に渡る富士登山のサポートガイドの仕事は無事に終了しました。

富士山…通いこむとなかなか興味深い山でございます。

正式な富士山ガイド登録の道も拓けてきましたが五合目より下、1合目~5合目の間の樹林帯や樹海周辺の自然も
もっと知りたいと思うとらでございます。

…ガイドもいいけど、富士登山に挑戦する方があらかじめ高山に対する予習、歩き方トレーニングできる機会の提供も面白そうです。


そのような場があれば高山病や筋肉痛で苦しい想いをしながら登る方も減る事でしょう。



とりあえずはいよいよ、待ちに待った狩猟シーズンの到来を待ちましょう!

今シーズンは鳥猟を始め、先輩方の協力も得ながら面白い事を複数仕掛けていこうとたくらみ中の

とらででございますので乞うご期待!
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