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狩猟女子 応援!

2013-08-31
富士山では今、「山ガール」が全盛でございます。

女子の皆さまが増えると山小屋の食事が良くなり、山小屋の従業員が愛想良くなり、さらにトイレがキレイになるなど「山男」のとらとしましてもその余禄をおすそ分けしていただいておりますのでございます。

一方、山賊然とした男どもの牙城であった狩猟界にも少しずつではありますが女子の皆さまが興味を持ってくれているようでございます。

日本でトップクラスの「肉食系女子」の皆さまが集結し始めたか、と、どちらかというとみどりの黒髪のストレートロング、和服の似合う楚々としたの古風な日本女性が好みのとらでございますが、戦々恐々としつつも彼女たちを「ヤレヤレ!」と応援したい気分なのでございます。

そんな折、「実射を見学させて」と狩りガール予備軍の方よりありがたい申し出を受けたのでございます。
P1030327.jpg
とらの半ば強制的な「an・anのポーズをとって」の要望に応えてイヤイヤながらポーズをとるありちゃん


普通に会社勤めをしてOL生活を営んでいる彼女が猟銃を所持してハンターになるまでの過程を追った
目指せ!狩りガール」企画(大日本猟友会企画)の一環で射撃場の見学に協力させてもらいました。

主人公の「ありちゃん」はただ今猟銃所持の具体的手続きに入って警察への出頭(!)やら不安な日々を過ごしている模様。

そんな「ありちゃん」に猟銃所持後の新しく開ける狩猟界の入り口の一つを体験してもらおう、という算段でございます。

それでも、いきなり射撃教習で銃声を聞くよりまずは銃声に慣れてもらおう、ということでとらの射撃練習に同行していただきました。

スキート、トラップの2通りのクレー射撃の様子を見学してもらいました。

銃声にもだいぶ慣れたかな?



P1030329.jpg

射撃練習の見学が終わって控室で射手の皆さんと談笑する「ありちゃん」。

ダンディーな紳士然、とした方ばかりでとらは少し「ホッ」。

ありちゃんが実際の猟場で遭遇する狩猟オヤジはもう少し山賊っぽい方が多いと思われますがその辺は「慣れ」で乗り切って頂きたいと願うとらでございます。

銃声にも慣れて射撃教習に臨む意欲たっぷりのありちゃんでございます。

早ければこの秋の狩猟シーズンから実戦への参加でございますな。


女子の皆さんが狩猟に興味を持って、どんどん参加していただくことは大変結構な事でございます。

…しかし、彼女たちを迎える現役ハンターの私たちに、女性ハンターを迎える準備ができているかと問われれば疑問符が付かざるを得ません。


「狩猟の世界はきびしいんだ。男も女もあるかい!」というベテランの御仁もいらっしゃいましょう。

しかし、せっかく狩猟の世界に興味を持ってくれた女性の皆さまにどうしたらストレスなく狩猟界の一員になってくれるか、考えるとらでございます。

女性が狩猟(大物)界に入る時に特にネックになる事を考えてみました。

・トイレ  ズバリでございます。男はちょいと済ませてしまえる事ではございますが女性はそうはいきません。
「山の中には誰もいないんだからどうってことなかろうが。クマやシシにケツ見られたって恥ずかしくないべ。」と仰る方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、男性の皆さまも体調が思わしくなかったり、二日酔いが過ぎたりしてタツについてから「」を催した際のあの心もとなさ、あれを毎回経験するかもしれない心細さ、これこそ女性ハンターを拒む最大要因かもしれないと、力強く断言するとらでございます。

・危険性  山にシカだけしかいないのであれば問題は少なくて済みそうです。
しかし、山にはシカ以外にもイノシシ、クマなど人間よりはるかに強い動物たちも暮しているのでございます。

さらに彼らは中山間地の人間の勢いの衰えと反比例して勢力を増しているのでございます。

…じゃあ、クマスプレーでも持ってみる?と思ってしまうのですが、ハンターがクマスプレーを持つのもいかがなものか、でございます。 きっちり勝負するときは覚悟を決めなければハンターとは言えません。


いろいろツラツラと考えあぐねて女性ハンターを迎える狩猟方法は北海道で行われている「流し猟」か

本州でも最近行われている短期決戦型の「シャープシューティング」ではないかと考えるとらでございます。

タツに着いて半日以上じっと獲物が来るのを待つ「巻狩り」は女性ハンターにとってはちょっと厳しい猟法かと考えるのでございます。

「ありちゃん」と知り合えたのも何かの縁でございます。

今シーズンは女性ハンターでも参加しやすい猟法についても考えつつ狩猟を楽しみたいと考えるとらでございます。


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コメント:
>女子の皆さまが増えると山小屋の食事が良くなり、山小屋の従業員が愛想良くなり、さらにトイレがキレイになるなど

映画「県庁おもてなし課」でも、似たようなセリフが合ったのを思い出しました。たしか、パラグライダーを体験した後の場面だったと思いますが。男性でも、ああいった男臭い場所が嫌いな人は結構いますし、いい傾向だと思います。


>ハンターがクマスプレーを持つのもいかがなものか

全く問題無いと思いますよ。クマと遭遇した時、必ずしも勝負できるような状態であるとは限りませんし、リスク対策の観点からクマスプレーを携帯することは逆に推奨すべきだと思います。勝てない状況や、失敗した場合の損害が大きすぎるような場合に逃げることは、全く恥ずかしいことではありません。むしろ、正しいリスク判断です。

それとも、とらさんはクマといついかなる時でも勝負できないような猟師は、襲われて死んでしまえばよいとお考えでしょうか。
[2013/09/05 11:10] | #UJPntvMg | [edit]
山賊ダイアリー作者の岡本健太郎さんも、作中でクマスプレーを携帯している描写がありますが、岡本さんもハンター失格ということでしょうか。
[2013/09/05 11:21] | #UJPntvMg | [edit]
クマスプレーを持つのは各自の判断ですね。 とらはクマに遭遇した時は音を出して逃げて
貰いました(笑)。あの時、もし向かって来られたら勝負するしかないと思いました。
スプレーを持つ、持たないに関わらず、敢えて危険のある山に入って獲物を待つわけですから相応の覚悟は必要と考えます。いかがでしょうか。
[2013/09/05 12:01] | 腹ペコとらさん #- | [edit]
ご返信ありがとうございます。
これは精神論のお話ではなく、リスク対策の問題です。

難しく考えるとややこしくなるので省きますが、熊と遭遇するリスクを考えた場合に、クマスプレー(を含めたクマ対策)を携行することが妥当かどうかということです。覚悟とかそういうものは関係ありません。

銃を持っていても、至近距離に熊が接近する可能性がゼロでない以上、万一に備えてクマスプレーは携行した方がいいのではありませんか、というお話です。大した荷物にもなりませんし、高級品でなければ価格も大したことありません。

必要なのは覚悟ではなく、対策です。覚悟だの何だのと格好の良いことを言ったところで、必要なリスク対策をせずに死んだらただの愚か者です。

とはいえ、それを言い出すとこれまたあれはどうだこれはどうだとキリが無くなって、最終的には「そもそも山に入るな」ということになってしまうので、どのあたりを落とし所にするのか、なかなか難しいですね。
[2013/09/05 17:22] | #UJPntvMg | [edit]
いや、最後は覚悟の問題だと思います。

ハイキングと違い犬や勢子を使ってわざわざ獣を追い立てるのですから
それ相応の覚悟が必要です。

それにいざクマと対峙してガサゴソとクマスプレーの安全装置を外して…
などとやっているヒマはありません。

音を出して逃げてくれれば良し、向かってきたら撃つ覚悟を決めるしかありませんし
大物猟のグループに入るときに最初に求められたのは
その覚悟だったことを付け加えて置きます。

安全が保障されているディズ〇ーランドとは違うんですよね。

ただ、クマスプレーを携行することに否定はしません。
とらもブログに何度か書きましたがハイキングの時にはクマスプレーは持っています。

丸腰のハイキングの時こそクマスプレー、必需品と考えています。

今はそう考えなくてはいけないほどクマとの遭遇の機会が増えていると思います。
[2013/09/05 21:58] | 腹ペコとらさん #- | [edit]












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