槍ヶ岳に行登ってきました!Ⅱ

2012-10-30
槍ヶ岳登山の2日目。


ご来光を見ようと夜明け前から山荘の前には多くの宿泊者が集まっていました。

元気な方は槍のてっぺんでご来光を拝もうと夜明け前から登っていきました。

皆さん朝早くからお元気でございます。

201210月 056

夜明け前の風景。遠く富士山も望めました。天気は良さそうです。






201210月 060

ご来光です。

ご来光は何度見ても心が洗われるようですがすがしい気分になり、飽きるということがありません。

毎日見てもいいくらいです。

…ということは私の心は毎日よごれ、日々繰り返し心の洗濯が必要という事でしょうか…。



朝の風景を満喫し今日は上高地に降りるだけ、ですので山荘をゆっくり出発しました。


…今日は特にやることないなぁ、温泉に入ってお蕎麦でも食べて…などと下山後の事ばかり考えながら

降りてゆきました。

槍ヶ岳の姿が見えなくなる前に記念の一枚を撮ろう、とカメラを探したら、何と無いではありませんか!

間違いなく山荘に忘れ物でございます!!  困った! 困った! 困った!!


困っていても仕方ありません。宅配便で送り返すことができる便利な場所でもありません。

手段はただ一つ。登り直しでございます。

仕方がありません、さっきまでののんびり気分は吹き飛んで諦観というかあきらめの境地で今来た道を登り直しました。

まあ、こんなこともありますわな。しかたないよね。

人生(じんしぇい)と一緒でございます。



何かあってもあきらめないでまた一歩、一歩確実に歩いていけばそのうち実も付く、花も咲く、でございます。






201210月 065

穂高、ジャンダルム


約2時間の登り直しをして無事にカメラを回収。

すっきりした良い天気。このままおとなしく下山するのはモッタイナイ!

ということでもう一度槍のピークに登ることにしました!



頂上は絶好の天気と絶景!!360度のパノラマでございます。   う~ん、来てよかった!!



転んでもタダでは起きないとらでございます。

カメラの忘れ物のおかげでこんな絶景を見る事が出来てラッキーでございます。



ラッキーのタネはどこに転がっているか判りません。

皆さまもお見落としのないようにくれぐれもご注意を。






201210月 066

薬師岳、双六、鷲羽。 北アルプスの最深部、「雲の平」と呼ばれるエリアです。

とらもこのエリアを5日間かけて歩きました。クマにも会いましたが素晴らしい場所でした。


方向的には剱岳も見えるはずなのですが他の山に遮られているのか見えません。

剱岳も登りましたし、楽しい想い出のある山でございます。



201210月 067


富士山も引き続き見えております。 手間の山々は南アルプス、八ヶ岳の山ですね。




201210月 068

う~ん、方向的には白山の山々ではないでしょうか。するとその向こうは日本海ですな。



201210月 072

燕岳 「北アルプスの表銀座」と呼ばれるエリアの山でございます。

とらの初の縦走登山は燕岳~大天井~常念~蝶が岳のルートでした。初縦走路が目の前に広がっております。




201210月 073

同じく「表銀座」エリアの常念岳と蝶ヶ岳。

蝶ヶ岳は初縦走の最終日、蝶ヶ岳山荘に泊まって女の子2人組と盛り上がって同行していたとらの友人

(独身、松本在住)をもう一人の女性とくっつけちゃおう、そしたら私たちは愛のキューピッドだね、

いつでも松本の家を利用し放題だよね、登山基地が松本にできるね! 「屯田兵計画」 と呼ぼう!

などとたくらんだ楽しい想い出の山です。



隣の常念岳は山の楽しさを教えてくれた山の大先輩が春先の残雪期に滑落して亡くなったちょっと悲しい

想い出のある山です。

…その方は70歳過ぎの方だったのですが残雪の残る常念岳に登るのを恒例行事にしていました。


山頂からピッケルをブレーキに一気に残雪の上を滑り降りて山頂で会った登山者たちより早く下山して

後から降りてきた登山者たちに「じいちゃん、どうやって降りてきたの!!」と驚かすことが大好きだった、と

いうおちゃめなジイ様でございました。


りんご栽培で名人と言われても「オレは好きな事やっているだけだがな~。」と飄々として

ハチの子が獲れた、アナグマをもらった、といっては人を呼んで飲み食いをして

雄大な山々を自分の庭の様に歩き回る…。

自分の生まれた場所を目いっぱい楽しむことに長けた方でした。


とらの人生のお手本のような方でございます。


きれいな三角形をした常念岳はその方のでっかい墓標でもございます。 合掌。







201210月 076


北の方向に目を移すと遠くに白馬岳も望めました!

白馬岳から唐松、五竜岳も良いルートです。

白馬周辺はロープウェイが多いのでオイシイところだけ歩くことができます。

五竜から南はまだ歩いていませんのでそのうちに走破したいものでございます。



201210月 081


手前が乗鞍、奥が御嶽山でございます。

どちらの山も日帰りで登れる山です。とらは仕事が終わってから車で登山口まで来て車中泊して

翌朝、さくさくっと登って日帰りしたものでございます。


またまた1時間ほども山頂で景色を堪能してようやく下山開始です。

 





201210月 086


槍沢ロッジを過ぎて梓川源流沿いに歩く道に出ました。

往路と違って帰りは景色を眺める余裕もあります。

今年渓流釣りを覚えたばかりのワタクシ、川を見ると「あの流れ込みにヤマメがいそうだ。」と予測を立てるのが好きでございます。

「あそこらへんにいるよな…。」と思いつつ見ていると尺クラスのヤマメやイワナがちゃんといるではありませんか!


やったね!この一年でずいぶん目利きが良くなったなあ!と自分に感心しつつ他の流れ込みなども

眺めておりますと、なんとどこにもちゃんと一匹ずつ、30cmを超えるヤマメやイワナがゆらゆらしているでは

ありませんか!

イワナ、ヤマメがたくさん!どの流れ込みにも尺サイズがいる!

う~む、とらの目利きが良いのではなくてたくさん魚がいるだけのようでございます。


ここは国立公園内なので採取や釣りが禁止されています。

釣られないと魚はこんなに豊かなんですね。渓流でもこれだけ魚を育む力があるという見本でございます。



201210月 087


季節がらきのこもたくさん。 これはブナハリタケ。香りの強いきのこで炊き込みご飯に入れるととても美味しいきのこです。

採って帰りたいですが国立公園内、我慢でございます。



201210月 089


このきのこはなんでしょう。 食べれそう…。




201210月 093


こちらも食べれそう…。

地元の人がいたら「ああ、これは〇〇だわなぁ~。」などと一発で判明するのでしょう。






201210月 104

採取が禁止で豊富なのはきのこや渓流魚ばかりではありません。

キャンプ場に現れたサル。人間に追われたことがないせいかまったく逃げようとしません。

試に持っていたストックで銃を構える姿勢をとってみましたが

「何してんの~」ときょとんとした後いそいそと実を食べ始める始末。 銃で追われたこともないようですね。

「人と野生動物の麗しい関係」なのでしょうが一度餌を与えてしまうとその関係は崩れて弁当や食料を奪ったり

人間を威嚇するようになってしまいます。

野生動物との良好な関係を維持するには人間側の自制が大切でございます。




201210月 101


徳澤園のソフトクリーム。 味がしっかりしていて美味しいソフトクリームでした。

 1.5日も歩き続けだもの、文明の味は何でも美味しく感じるかも。

ソフトクリームって一人が食べていると食べたくなる気持ちが伝染するんですよね。

店の前のベンチでペロペロ食べていたら「俺も~。」という感じで何人もの山男がソフトクリームを注文していました。


結局、不精ヒゲだらけの無愛想なオヤジばっかり4人ほどでベンチに腰かけて無言でぺろぺろ。

ソフトクリームは伝染するのでございます。



上高地まで歩いて無事下山終了でございます。

今回も楽しい山歩きでございました。


が、山頂にもう一つ忘れ物をしてしまったことを下山後に思い出しました!!


「アルプス一万尺…」の歌詞の中に出てくる「小槍」は槍ヶ岳の山頂近くにある小ピーク。

ぜひここでアルペン踊りを踊ろう!と決めていたのでした。

今さら登り返しをするわけにはいきません。  




来年にもう一度槍に登りに来る理由ができちゃいました。





201210月 046


今回の心残り小槍。

来年はぜひこの上でアルペン踊りとやらを踊ってみようではありませんか!


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